JAよこすか葉山_JA通信9月号
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監監FarmingLetter9 アブラナ科のマイナー作物にも!ローテーション防除まとめダイコン・カブ×キスジノミハムシで使用する場合ご購入の際はいわゆるシンクイムシの防除に効果的です。幼苗期の薬害は認められていないため、初期の防除から使用することができます。散布2時間後の降雨でも安定した効果を発揮できるため、雨前の予防も安心して行うことができます。前述のとおりオオタバコガへの登録はないので、9~10月の育苗期・定植後に使用する場合はオオタバコガの登録のある農薬と組み合わせて防除をしてください。カブには収穫前日、ダイコンには収穫3日前まで登録があります。キスジノミハムシに対しては成虫に効果が期待できます。産卵を抑制し幼虫による根部被害を減らすためにも、生育前半に使用するのがオススメです。キスジノミハムシの多発生時には成虫が飛んでくるため、10日に1回程度、他薬剤とローテーションを組んだ防除を心がけましょう。なお、間引き菜・つまみ菜には使用できないので注意してください。の登録はなく、使いどころが難しいと感じるかもしれません。特徴をしっかりと理解し、上手に使うことで被害軽減・収量向上に繋げていきましょう。扱っています。倍率が4000倍となっており、1本で散布量1t分です。正組合員の方は資材センター引取りで5%引きとなりますので、ぜひご利用ください。直売所をはじめ、さまざまな作物を生産されている方も多いと思います。「フィールドマストフロアブル」は作物群での登録がとれているので、幅広い作物に使用することができます。例えば、カリフラワー・茎ブロッコリーを含む「はなやさい類」、ケールやなばな類を含む「非結球あぶらな科葉菜類」、メキャベツを含む「結球あぶらな科葉菜類」に登録があります。新規系統の薬剤となるため、つい何度も散布したくなってしまうところですが、抵抗性発達のリスクがあるため、1作につき1回の使用に留めた方がよいでしょう。例えば、コナガ発生時には、「グレーシア乳剤」・「ブロフレアSC」や、「プレオフロアブル」と「パダンSG」の混用等、効果の期待できる薬剤とローテーション防除を行ってください。チョウ目の中でもコナガやハイマダラノメイガには効果が期待できる一方、オオタバコガへ資材センターにて250ml:9270円で取り協力:クミアイ化学工業株式会社冬・春野菜出荷部会新役員決定7月の出荷部会新旧役員会において、以下の通り「JAよこすか葉山 冬・春野菜出荷部会」の新役員が決定しました。部 会 長 原田 伸也(長井地区)副部 会 長 石渡 進 (北下浦地区)事 髙橋 潤 (大楠地区)事 ⻆井 宏行(武山地区)敬称略

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