作用機構キャベツ×コナガで使用する場合キャベツ・ブロッコリー×ハイマダラノメイガで使用する場合布することが重要です。状態となります。死に至るまで少し時間はかかりますが、摂食後数時間で速やかに動きは止まります。残効性はコナガ・アオムシ・ハイマダラノメイガで2週間以上あると確認されています。時期を選ばずに散布することができます。しかし、浸達性が高くないことを踏まえると、結球内部に虫が入ってしまうとよくないので、収穫直前の使用は避け、結球初期までに散布するとよいでしょう。タバコガへの登録がありません。オオタバコガの発生が少ない3~5月のコナガ防除に使用するか、オオタバコガへの登録がある「ベネビアOD」、「トルネードエースDF」等と組み合わせて使用してください。「フィールドマストフロアブル」の有効成分はジクロロメゾチアズといい、IRACコードは4Eに分類されます。園芸剤として初の作用性を持つ農薬で、既存薬剤に対して感受性の低下したコナガにも高い活性を示します。その他、キスジノミハムシやハスモンヨトウ、ハイマダラノメイガ等にも効果があります。一方で、天敵・ミツバチに対する安全性は高く、安心して使用することができます。試験では薬剤が虫にかかることよりも、薬剤のかかった葉を食べることで効果を発揮しました。しかし、浸達性はそれほど強くありません。そのたFarmingLetter8 しっかりと葉裏までかかるように散め、効果の現れ方として、神経に作用し虫が麻痺キャベツには収穫前日まで登録があるため、また、「フィールドマストフロアブル」はオオ苗間や定植直後に心配なハイマダラノメイガ、冬・春野菜の栽培においては、抵抗性を獲得した害虫も増えており、防除が難しくなってきていますそんな中、アブラナ科のチョウ目・コウチュウ目・ハエ目に効果の期待できる新規系統の殺虫剤が新しく発売されたのでご紹介します新規系統でコナガ防除「フィールドマストフロアブル」のご紹介経 済 部 営 農支 援 課 青木 梨紗
元のページ ../index.html#8