指の力を付けるとともに各指を通る血やエネルギーの道とされる経絡(けいらく)を刺激し、体循環を良くする体操です。特に、首や肩に関係の深い経絡・三焦経(さんしょうけい)が通る薬指同士、背中や腰に関係の深い経絡・小腸経などが通る小指同士での体操がお勧めです。今回から養子についての説明をします。の子を自分の子として養子縁組する)ことができます(民法792条)。つまり、20歳になると養親となる資格を有するということです。そして、養子は養子縁組の日から、養親の嫡出子の身分を取得することになります(同809条)。ただ、養子をするためには法律が定めた要件があります。まず、縁組当事者に養子縁組をするという意思が必要となります。従って、その意思のない縁組は無効となりますが、相続税対策の目的を有していても法的には有効ですし、縁組当事者が一緒に生活することは縁組成立の要件ではありません。真に親子になる考えがあるのなら、養親は何人でも縁組することができます。この点、税法では基礎控除の対象となる養子の人数は制限されるのですが、民法上は養子は何人でも可能ということになります。また、養子縁組をする意思の存在が前提ですので、養親になろうとする者の判断力に問題がある場合には、縁組をしても無効となります。次に養子縁組の成立のためには、縁組の届出が必要となります。届出をしないと養子縁組とはならず、養子に関する効果は生じません。その他にも養子縁組に必要な要件がありますが、詳細は次回以降に説明します。養子縁組が成立すると、養子に嫡出子の身分が生じますので、相続関係が発生したり、養親子間に扶養義務が生じたり、養子が未成年者なら養親の親権に服することになるなどの効果や、氏にも影響が生じるのが原則です。健康生活研究所所長堤 喜久雄JAが相続対策をサポート相続相談受付中遺言や遺産整理の相談はJAへ詳しくは最寄りの支店へ12(2)中指から小指まで順に、(1)と同様にして引き合います。初めは難しく感じるかもしれませんが無理のない範囲で続けましょう。(2)同じように、左腕に力を込めながら下げて右腕を引っ張り、右側の腕の裏や脇腹をよく伸ばします。中指から小指まで同じように繰り返します。(1)同じ指同士をかぎきます。右腕に力を込のように曲げて組み、頭の後ろに持っていめながら下げて左腕を引っ張り、呼吸に合わせて3回程度左側の腕の裏や脇 腹をよく伸ばします。JA全中・JAまちづくり情報センター顧問弁護士 草薙 一郎20歳に達した者は養子をする(他人脳トレ !手足の体操 かぎ指体操(1)人さし指同士をかぎのように曲げて指の第1関節同士を組み、左右に6回程度引き合います。指先にしっかり力を入れて、1秒ごとにグッグッと引き合いましょう。 応用 JA広報通信より資法産律管ガ理イのドJA広報通信より親 族 法 につ いてその 23かぎ指体操で全身運動
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