2月JAよこすか葉山は国政学習会を開催し、当JAの理事ら役職員計42人が参加しました。今年は横浜国立大学名誉教授の田代洋一氏を講師に招き「組合員と共に食と農を支えるJAの4つの課題」をテーマに講演。日本の食料自給率低下を踏まえ、国消国産・地産地消の活性化の重要性を説明しました。さらに当JAの事業利益の構成や特徴から、准組合員に対しても魅力あるJAづくりの必要性に言及。「すかなごっそ」の機能を強化・活用するなど、正・准組合員の共通の課題である「生活と地域」を基本とした協同活動の必要性を強調しました。講演を受け、当JAは組織活動等に力を入れ地域農業への理解を促進させるなど、地域活性化の好循環を目指していきます。JAよこすか葉山は、組合員や職員に対し緊急時の救命処置についての知識習得を呼び掛けています。1月30日には5年ぶりにJAセミナー健康福祉講座「普通救命講習会」を開催し、女性部員や助け合い組織「虹の会」の会員、地域住民ら11人が参加。横須賀市消防局からダミー人形を使った心肺蘇生とAED(自動体外式除細動器)の使用実習を受けました。コロナ禍を経て変更となった点もあり、参加者は理解を深めました。また、いざという時に活躍できる職員の育成を目指し、高橋順一常務が役職者会議にて救命講習会を実施。焦らず冷静に行動できるよう、日頃から知識や技術を身につけてほしいと呼び掛けました。JAよこすか葉山は横須賀市と連携し、毎年食農教育活動を実施しています。生産者やJAのTACが市内の小学校に出向き、「総合的な学習の時間」に野菜栽培の出前授業を実施。地域の農業を学ぶことで、児童やその保護者などの若い世代に「よこすか野菜」の魅力を知ってもらい、地元への愛着を深めてもらうことを目的にしています。武山地区生産者の井上徹也さんは神明小学校6年生、北下浦地区の小林大晃さんと志村達也さんは粟田小学校5年生、浦賀地区の齋藤伸二さんは大塚台小学校3年生を担当し、ダイコンやキャベツ、ホウレンソウなどの栽培を土づくりから収穫まで指導。収穫後は各校で野菜に関する発表会や調理・実食を行い、児童は地域農業や「よこすか野菜」への関心を高めました。3胸骨圧迫の位置を説明する高橋常務(右から2人目)「普通救命講習会」の様子国政学習会正・准組合員との協同を目指して普通救命講習会開催活発に、知識深める食農教育活動生産者が小学校で栽培授業9月~2月26日12月~2月News Topics話題あれこれJA
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