JAよこすか葉山_JA通信2月号
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FarmingLetter8 レモンの剪定剪定のポイントの日当たりが良くなることによって枝が充実し、花芽がつきやすくなります。枝と言います。以下のものが主な不要枝です。ンスが悪くなります。いている充実した枝を残します。開心自然形が基本の形です。地面から生えている主幹の部分を短くし、主枝をまた、レモンについては樹勢が強いので、半円形植え付けから5年未満の幼木は、骨格を作る段1.剪定とは剪定には形を整えて木の見た目を良くする、徒長を防ぎ作業性を向上させる、風通しを良くし病害虫の発生を予防する、栄養の循環を良くして実のつき・食味を向上させる等、さまざまな効果があります。見た目を重視するか、果実を重視するかによって剪定方法を検討しましょう。2.剪定時期について品目により、剪定の時期は異なります。基本的には、ウメ・カキ等の落葉果樹は木が休眠しているるため3月頃に行うのが通常です。3.枝の切り方剪定時の枝の切り方は、主に切り返し剪定と、間引き剪定の2種類があります。①切り返し剪定枝の途中で切る方法。新しい枝の生長を促します。花芽のつきは少なくなりますが、新梢がよく伸びるようになります。②間引き剪定枝を基部から切る方法。風通し、日当たりの確保や、不要枝の除去のために行います。残した枝※ 不要枝…樹形を乱し、木の生長を妨げる枝を不要◦平行枝… 平行して生えている枝。日当たりやバラ◦内向枝…木の内側に向かっている枝◦徒長枝…勢いが良く上に伸びる枝◦下垂枝…下に向かう枝◦交差枝…主枝等に重なる枝◦車枝… 一カ所からたくさん出ている枝。外側を向◦ひこばえ…根元から出る枝2~4本配置します。仕立てもおすすめです。この場合は主枝を2本左右へ誘引します。日当たりが良いため、果実のつきが早い傾向にあります。階です。理想の樹形を目標に枝をバランス良く配置3月は柑橘類の剪定時期になります放任栽培の木は隔年結果がひどくほとんど収量のない年が発生することもあります収量の安定化には、適期の剪定・摘果が大変重要ですレモンを例に基本的な剪定方法についてご紹介します経済部 営農支援課 安藤 秋徒12月頃、レモン(柑橘類)等の常緑果樹は寒害を避け柑橘類の剪定について(レモン)

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