11長井地区大楠地区 東部地区 園芸十五区 ハウスイチゴの苗について、炭疽病や萎黄病の被害によって発生する苗の補充の経費や労力の削減に向けた営農支援を報告しました。肥料メーカーとの定期訪問等で栽培管理の現状を確認し、資材提案の他、マルチを利用した泥はね防止などの作業提案を行い、病気による苗のロスを削減した事例を紹介しました。今後もよりロスを削減できるよう継続支援を行っていきます。 新規就農者に対する営農支援の取り組みを報告しました。大楠地区の耕作農地や、地域名産の佐島のワケギの後継者を探していた農家とのマッチングのサポートを行った他、利用センターとの協働による農機具等の情報提供を行いました。今後は資産に関する情報提供など必要な支援を検討し、提供していきます。 肥料価格の高騰を背景に、一発肥料における経費削減と作業効率向上についての取り組みを行っています。成分溶出後の崩壊性を改善した被覆肥料「Jコート」に着目し、令和7年春頃発売予定の「園芸十五」と従来の肥料「CCパワー」を使ったキャベツ畑での試験結果を報告しました。今後の肥料提案の幅を広げていきます。 牛糞堆肥を活用し、葉山で古くから栽培されている大豆の保護とブランド化の取り組みを行っています。栽培マニュアルを作成し、講習会などを行った結果、新規生産者や栽培面積の増加につながりました。今後も地域在来大豆の流出防止・町の特産野菜づくりを目的に、豆腐作りを通して、地域循環サイクルの確立を目指します。 畑の面積を取らずに栽培できるベビーリーフ栽培による所得向上の取り組みを行っています。組合員向けの講習会では、作業の手軽さや収益性を伝え、直売での販売を目指しました。また、直売イベントでは女性部員が苗ポットで栽培したベビーリーフを販売し、組織活動の活性化にもつながりました。今後も栽培における改善点の解決に向けて取り組んでいきます。TACと呼ばれる営農指導員が各地区の担い手農家に出向き、聴き取った情報をもとに担い手の課題解決、経営改善に努めています。その取り組みを報告するため、毎年12月に当JA内でTAC活動発表会を行っています。今年度は12月2日に開催し、青木梨紗職員が優秀賞に選ばれました。青木さんは今後行われる、「JAグループ神奈川TAC・担い手担当者パワーアップ大会」に出場し、発表を行います。北下浦地区 葉山地区 ※TAC=Team for Agricultural CoordinationCCパワー区※武山地区は担当者の都合により発表なし〜 TACの取り組み紹介 〜地域農業の担い手支援!地域農業の担い手支援!
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