!Farming Letter9■■■■■■■■■■■■■■■肥料を使用せずに栽培した旨を表示したい場合は、消費者が有機農産物や特別栽培農産物であると誤認しないように注意し、事実に基づいて表示を行う必要があります。例えば「栽培期間中、農薬・化学肥料不使用」「農薬を使用せずに栽培しています」というように表示します。なお、表示内容の根拠資料として生産履歴を記帳し、保管しておくことが必要です。〇景品表示法この法律では、消費者に誤認される不当な表示を禁止しています。不当な表示とは、「優良誤認表示」「有利誤認表示」「その他誤認される恐れのある表示」の3つです。例えば、前述のように有機JASの認証を受けていないのに「有機野菜」と表示することは「優良誤認表示」に当たります。他にも、セット売りを「お徳用」と表示していたが、実際にはバラ売りと価格は同じだった場合は「有利誤認表示」に当たります。〇健康増進法健康増進法第65条では、食品として販売されるものについて、その健康の増進の効果等に関して広告・表示をする場合、「著しく事実に相違する」または「著しく人を誤認させる」ような表示を禁止しています。例えば、「肥満解消」「疲労回復」「血圧を下げる」などは虚偽誇大表示として禁止されています。根拠がある場合を除いてこれらを表示することはできません。玄米・精米や、加工食品においては、それぞれ決まった項目を表示する必要があります。業種によって表示項目が異なるので、必要なものを確認してください。また、加工食品を販売する場合は保健所への営業許可・届出が必要です。消費者に、安心して農畜産物を購入してもらうためにも、これらのことを確認して販売を行ってください。なお、法改正により表示方法が変わる可能性もあるので、消費者庁のホームページ等で最新の情報を確認するようにしてください。当記事に関するお問い合わせ営農支援課☎857-9656▲消費者庁ホームページ鳥獣被害を防止する資材に横須賀市の補助金が交付されますので、ぜひご利用ください。補助対象電気柵、防護ネット、防護フェンス、その他鳥獣による農畜産物の被害を防止するための資材で、横須賀市内で購入したもの。資材購入金額の1/3以内(上限3万円)申請書に所定の事項を記入し、領収書を添えて、JA営農支援課に提出してください。補助額申請方法※申請は、令和7年2月14日(金)まで随時受け付けています。 なお、申請者と畑の所在地は、横須賀市内に限られます。JAよこすか葉山 営農支援課 ☎857-9656 横須賀市 農水産業振興課 ☎822-8296お問い合わせ・申請は11月には大楠地域でイノシシの出没情報がありました。ご注意ください。横須賀市より「鳥獣被害防止資材購入における補助金交付」のお知らせ
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