資法産律管ガ理イのド今回は財産分与と慰謝料の関係などの説明をします。離婚に当たって、有責配偶者の行為が原因で離婚に至る他方配偶者は、有責配偶者に対して離婚せざるを得なくなったことに対する精神的慰謝として損害賠償請求権を有しています。財産分与については、以前、財産の清算の他にも扶養的性格や慰謝料的性格があると説明していますが、財産分与と慰謝料請求とはどのような関係にあるか、具体的には二つの請求が可能なのかの問題です。裁判所はこの関係について、それぞれの請求権は並存できるものとしています。従って、財産分与の請求をしたからといって、有責配偶者に対する慰謝料請求ができなくなるというわけではありません。しかし、前述のように財産分与には慰謝料的性格がありますので、財産分与の内容の中に有責配偶者から他方配偶者に対する慰謝料が含まれているとすると、慰謝料請求の内容にも影響は生じます。ただ、財産分与によって慰謝料が考慮されていたか否かを後日になって議論されるとしても、時間がかかることですし、当事者の考えの根拠となった証拠でもない限り、水かけ論となる危険性があります。従って、財産分与の議論をするときは、有責配偶者に対する慰謝料請求についても同時に議論をし、それぞれの内容を当事者間で決めることが大切と考えます。ところで財産分与では、ある財産を相手に渡すとすることが多いのですが、内容は贈与と同じだとして書面によらない財産分与の取り消しは可能でしょうか。贈与のときは書面によらないものは取り消せますが、財産分与では書面がないだけでは取り消しできません。次回から、親子に関する説明をします。「握力が強い人ほど死亡リスクが低くなる」。世界的に知られている有名な研究があります。もちろん、握力さえ強ければ健康になれるわけではないのですが、握力は体全体の筋肉量の指標になっているようです。筋肉を鍛えることを日々の習慣にしたいものですね。今回ご紹介する歩きながらのグーパー体操は、全身運動でありながら、握力が鍛えられて、脳トレにもなります。外を出歩くのが気持ちの良い季節です。腕を振りながら、グー、パーの動きをしっかり意識して歩いてみましょう。散歩時間の数分で構いません。続けることで、簡単に健康習慣を手に入れることができますよ。ＪＡが相続対策をサポート相続相談受付中遺言や遺産整理の相談はＪＡへ健康生活研究所所長堤 喜久雄ＪＡ広報通信より12【つぼ：労宮（ろうきゅう）】中指と薬指の間にあり、手を握ると押すことができます。手のひらの中央、しわが最も寄っている場所です。ストレスや血流改善、不眠にも効果があるといわれています。（2）前の手をグーに、後ろの手はパーにします。往復10回行います。2、3分程度、（1）と（2）を繰り返しましょう。（1）背筋を伸ばし、肩、腕の力を抜いて歩きます。このとき、腕をリズミカルに振ります。歩き慣れてきたら、前の手はパーに、後ろの手はグーにします。往復10回行います。JA全中・JAまちづくり情報センター顧問弁護士 草薙 一郎ＪＡ広報通信より詳しくは最寄りの支店へ脳トレ!手足の体操歩きながら指のグー、パーの動きをはっきりと歩きながらグーパー体操親族法についてその13ポイントグーのときはしっかり意識して手を握り、パーのときは指をしっかり伸ばすことを意識して手を開きましょう。
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