JAよこすか葉山_JA通信10月号
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資法産律管ガ理イのド今回も離婚に際しての財産分与について説明します。婚姻後につくり上げた財産を清算するのが、財産分与の目的です。そのため、もともと所有していた財産(婚姻前から所有していた財産)については、原則としては財産分与の対象とはなりません。また、相続とか贈与を受けた財産も、婚姻とは直接関係のないものですので、財産分与の対象とはなりません。現在は夫婦とも仕事を持ち収入を得ていることが多いのですが、以前は専業主婦のケースも多かったと思います。こういうケースでは夫の収入で不動産を購入したり、夫名義の預貯金口座を作成したりしていました。このような場合、夫が外で働けるのは妻の協力があるからだとして、夫名義の財産も婚姻後に取得したのであれば、相続、贈与などでない限り、財産分与の対象とされています。ただ、不動産の場合、ローンを組んでいることが多いですが、不動産の価値がローンを上回るときは、その余剰分の価値を前提に財産分与を考えます。ローンの方が多いときは、原則としてその財産は分与の対象とはしません。しかし、例えば夫が家を購入したばかりの場合、ローンの方が多いケースが大半ですが、それでも妻がその家を財産分与してもらいたいと考えることがあります。ローン会社との契約内容を事前に確認して、夫名義の変更がローンに影響しないのであれば、対象家屋を財産分与で妻名義にすることは可能です。ただし、夫のローン付き(抵当権付き)の物件ですので、夫がローンを支払わないと対象家屋は競売となってしまう恐れがあります。また、夫がローンを支払うことで、本来の財産分与価格以上のものを妻が取得することになり、その余の財産分与に関しての配慮をするのが一般的です。次回も財産分与の説明をします。反射神経を鍛える体操の3回目です。こぶしの小指側をトントンとたたくことで、動きに弾みが出ます。「トン、トン、トーン。トン、トン、トーン」と声に出しながら行うと良いでしょう。慣れてきたら秒針の速度に挑戦。左右に飛び移る指先を見ながら繰り返すと目の老化防止にも役立ちます。気持ち良い程度の強さでたたきながらテンポ良く行いましょう。また、小指側の一番出っ張る部分には「後渓(こうけい)」というつぼがあります。腕の血流不良の改善に効果があり、老廃物の排出も促します。頭痛、首や肩凝り、目の疲れなどの解消にもお勧めです。JAが相続対策をサポート相続相談受付中遺言や遺産整理の相談はJAへ12(1)両手を肩の辺りに持ってきて軽く握ります。右手の人さし指を立てて構え、左右のこぶしの小指側を合わせるようにトントンと2回たたきます。視線は右手の人さし指に合わせます。(4)3回目で、左手の人さし指を元に戻し、右手の人さし指を立てます。視線も右手の人さし指に合わせます。応用人さし指でスムーズに行えるようになったら、小指でも挑戦してみましょう。(3)左右のこぶしの小指側をトントンと2回たたきます。視線は左手の人さし指に合わせます。(2)3回目で、右手の人さし指を元に戻し、左手の人さし指を立てます。視線も左手の人さし指に合わせます。JA全中・JAまちづくり情報センター顧問弁護士 草薙 一郎JA広報通信より詳しくは最寄りの支店へJA広報通信より脳トレ!手足の体操指先が飛び移るように指を素早く入れ替える指を素早く入れ替え反射神経を鍛える(3)健康生活研究所所長堤 喜久雄親族法についてその12

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