裕Farming Letter対策最後につ虫です。(図4)植物上に卵の塊を産卵し、幼虫は成虫よりも色が薄くなります。(図5)幼虫・成虫ともにアブラナ科の作物上で過ごし、吸汁する等して作物を加害し白く脱色させてしまいます。このためコマツナやチンゲンサイのような葉菜類で多発すると大きな被害となります。(図6)ダイコン等根菜類ではすぐに被害は出ませんが、対処が遅れると生育に悪影響を及ぼします。通常4月~7月頃に多く発生しますが、他のカメムシ類と同様に大量発生が懸念されます。オオタバコガ対策としては以下のような農薬の散布で対応できます。ナガメについては登録のある農薬がありませんが、アブラムシ類防除の薬が効果的なため、各作物の薬剤登録を確認しアブラムシとの同時防除を心掛けてください。また発生初期の捕殺も有効です。布では虫の被害を抑えることが難しい状況になっています。違う虫を見掛けたら被害がないかをさらに注視し、被害の初期段階で発見ができるよう心掛けてください。出典:(図1~3)シンジェンタジャパンみちくさオン当記事に関するお問い合わせ気候の変動により今までの栽培管理や農薬散まず畑に赴いたら作物を観察し、今までとはライン╱病害虫・雑草コラム╱オオタバコガの生態と防除法(図4~6)農業電子図書館 防除編 第3-1巻:アブラナ科ナガメ類営農支援課☎857-9656病害虫診断写真著作者:木村 ○○※2○○○○○○○○○○○○○3323211(図6)ナガメによる被害薬剤名フェニックス顆粒水和剤2000~4000倍前日2000~4000倍前日2500~5000倍前日アクセルフロアブル1000~2000倍前日2000~4000倍7日前ブロフレアSCディアナSCカスケード乳剤※1…各病気の登録内容により、散布時の倍率が違うので使用前に必ず付属のラベル内容を確認してお使いください。※2…「はなやさい類」での登録になります。(図5)ナガメの幼虫他野菜の登録有無(有り:○)(図4)ナガメ(登録内容:2024年8月5日現在)オオタバコガの防除農薬キャベツでの農薬登録内容使用倍率使用時期総使用回数ダイコンハクサイブロッコリーカリフラワー備考○※1○※2※1○※1※1○※1
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