JAよこすか葉山_JA通信5月号
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入浴の作法基本編入浴の前後には飲酒後の入浴は避けようお風呂にはゆっくりしっかり水分補給を!入ってゆっくり出よう入浴中は発汗などで次々と水分が体内から失われ、血液を濃縮させてしまいます。中高年で血管が細くなっていたり、気付かず動脈硬化が進行している人などは、最悪の場合血栓ができてしまう可能性があります。入浴前後にそれぞれコップ1杯程度を目安に水分を補給しましょう。飲酒後に入浴すると、体がアルコールを薄めようとして細胞から水分を出しているところに、入浴による発汗でさらに水分を失ってしまいます。血液を濃縮させてしまうことになり、場合によっては倒れてしまうこともあり危険です。細胞も確実に老化してしまうため、飲酒後の入浴は避けましょう。湯船から一気に上がろうとするのはとても危険です。急に体の周りの水圧がなくなると、温まって広がっていた血管の血液が重力によって一気に下がってしまい、貧血を起こして倒れてしまうことがあります。お風呂にはゆっくり入って、ゆっくり出るようにしましょう。お湯の中でリラックスしながら気軽に行える「お風呂体操」に挑戦してみませんか。浮力や水圧、水の抵抗など、お湯の中ならではのメリットを最大限に活用して、入浴のついでに腕を揺らしたり、脚を揺らしたりするだけでも効果大。ゆったりお風呂につかって体をほぐしましょう。監修:国士舘大学教授 須藤明治(すどう あきはる) 参考文献:『お風呂で5分!「アクア・ストレッチ」健康法』(講談社)イラスト:出口由加子JA広報通信より11   

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