JAよこすか葉山_JA通信2月号
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ヒヨドリの生態についてヒヨドリの農業被害対策 Farming Letter8ヒヨドリはムクドリと同じくらいの大きさで、灰色の体色に逆立った頭部の毛と、長い尾が特徴です。居着きの個体もいますが、季節により食べ物を求めて群れで移動し、三浦半島では主に12月~3月頃に多く見られます。食性は雑食で昆虫なども食べますが、花や果実を好み、野菜も食べます。ヒヨドリは農作物を食害し、毎年大きな農業被害を出しています。露地野菜のキャベツ、ブロッコリー、ダイコン、ミカンなどの柑橘類、特に三浦半島ではキャベツの被害が大きいです。(画像1)に食害されるため商品価値が失われてしまいます。ブロッコリーにおいては、花蕾部分は食べませんが、葉を食べられてしまい、その際に花蕾にフンが落ちて汚れてしまうことがあります。れ単位で大量の数が次から次へと飛来するので、駆除はあまり効果がありません。的な対策です。ネットの目合いは30㎜以下の物で、作物とネット間に空間をつくるようにすることが重要です。群れで押し寄せるので、ネットに乗っかると重みで弛みが生じ、作物に届いてしまうためです。支柱などを設置キャベツの結球部頂点をついばまれ、ボロボロヒヨドリは罠などで捕獲するのが難しく、群最も有効な対策は、作物をネットで囲う物理1)キャベツ被害の様子2)ネットを張った様子ヒヨドリの生態と農業被害対策経済部 営農支援課 藤田 遼一冬に現れ作物を食害してしまうヒヨドリその生態と被害対策をご紹介します

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