資法産律管ガ理イのドA解 説品種改良が続けられ、現在の日本ではさまざまな条件に合う300種類以上の品種が作られています。全国的には「コシヒカリ」の作付面積が一番広くなっています。❷米が日本人の主食となった背景の一つに、日本の風土❸玄米はミネラル、ビタミン、食物繊維を摂取でき栄養今回は日常家事に関する債務の連帯責任について説明します。民法第761条は「夫婦の一方が日常の家事に関して第三者と法律行為をしたときは、他の一方は、これによって生じた債務について、連帯して責任を負う。ただし、第三者に対して責任を負わない旨を予告した場合は、この限りでない」と規定しています。妻が家族の食事のためそばの出前を注文したとき、夫にも代金を支払う責任があるなどのケースです。法律行為の法的効果はその行為をした人に及ぶのが原則ですが、夫婦の経済活動は共同性があるとの前提で、夫婦の一方の法律行為の効果がもう一方にも及ぶことにしたのがこの条文です。そして、法的にどうして他の一方に法的効果が及ぶかについては、日常家事について夫婦は他方を代理する権限を有しているからだと考えられています。そうすると、日常家事とは何かが大切となります。この点は明確な定義はないのですが、夫婦ごとに日常家事の範囲は異なりますので、夫婦間の事情を基準とするべきですが、客観的に見て行為の内容などからも考えるべきだとされています。生活のためクレジットをすることは日常家事といえると思いますが、それが個人的なものであれば日常家事とはいえないでしょう。あるいは、非常に高額なときも同様でしょう。不動産の売却については、一般的には日常家事とはいえないと考えます。なお、責任は負わない旨の予告は、取引の相手方に対してするべきだとされています。次回もこの続きを説明します。遺言や遺産整理の相談はJAへ詳しくは最寄りの支店へQJAが相続対策をサポート遺言信託業務取扱中遺言信託業務取扱中日本の農業の歴史をたどると、常に稲作とともにあったことが明らかで、古くは縄文時代から稲の栽培が行われていたといわれています。米が日本人の主食になった理由は、稲作が日本の風土に適していたこと、限られた農地の中で連作が可能であったこと、米の主成分が炭水化物でありエネルギー源として有効だったことなどが挙げられます。玄米はミネラル、ビタミン、食物繊維など栄養豊富ですが消化しづらく、白米は玄米より栄養面で劣りますが消化されやすいです。精米技術が進んだ現代では白米の需要の方が多くなっています。『新版 日本の農と食を学ぶ 中級編』(51ページ)よりJA全中・JAまちづくり情報センター顧問弁護士 草薙 一郎日本農業検定事務局12精米の種類と米の状態名称玄米状態もみ殻をむいた状態※半つき米の方が七分つき米より玄米に近い資料:農文協「食の検定公式テキストブック」精米歩留まり100%95~96%半つき米玄米のぬか層を取り除いた状態七分つき米92~94%胚芽精米胚芽と胚乳を残し胚芽精米してぬか層を取り除いたもの91~93%精白米ぬか層と胚芽を完全に取り除き胚乳だけの状態にしたもの90~91%JA広報通信よりJA広報通信より親族法についてその4稲は1粒の種から多くの収穫が望めたため、食料の乏しい時代には特に重宝されました。稲、米、飯と複数の呼び名があり、食事の行為そのものを「ご飯」と名付けていることからも、主食である米への信頼が読み取れます。❶稲作は、古くは縄文時代から行われていたといわれている。が稲作に適していたことが挙げられる。豊富だが、白米に比べて消化しにくい。❹全国の品種ごとの作付面積を比較すると、以前は「コシヒカリ」の作付面積が一番広かったが、近年は「ひとめぼれ」がトップである。正解は❹です。米についての説明で、間違っているものは次のうちどれですか。学び学びののひろばひろば
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