JAよこすか葉山_JA通信1月号
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-Farming Letter9キャベツでの使用方法・注意まとめ合であれば安定した効果を発揮しますが、乾燥条件下では薬の処理層がしっかり作られず効果は下がります。逆に排水不良や過湿も効果の低下や薬害発生の原因となるので、そのような時は使用を避けましょう。目安は、土を手のひらで軽く握ると塊ができつつも簡単に崩せるような状態が適湿となります。ゴーゴーサンは使用後45~60日と比較的長い残効性を有します。作物によって薬への感受性が異なるため、後作で栽培する作物への影響を考慮してお使いください。例えばダイコンの作付では使用後3カ月程影響が出るので注意しましょう。キャベツ栽培で使用する際は以下のようにします。(図4)苗の定植前であれば畑の畝立て・整地で地面を整えた後、10a当たり4~5kgの量を土壌全面に散布します。定植後も定植前と同様の使用方法ですが、この際苗に薬が付着しないよう露のない時期に使用してください。またセル成形苗では薬害発生の恐れがあるので使用を避けましょう。共通の注意点として、薬剤処理後2~3日は大量に水をやらないようにしてください。近年の気候変動によって空梅雨や夏の高温、急な大雨など、以前の気象の推移から大きく変わってきています。生産者の皆さまにお馴染みの商品ですが、商品の性質や使い方について再度確認いただき、今後の生産活動に役立ててください。「ゴーゴーサン細粒剤F」のご購入・お問い合わせは、JAよこすか葉山 まで。参考・画像提供:BASFジャパン株式会社経済部コールセンター☎8551831図4〈細粒剤Fのみ〉定植(雑草発生前)(細粒剤Fは散布A、Bどちらか1回)(細粒剤Fは散布A、Bどちらか1回)〈乳剤または細粒剤F〉畝立て・整地〈廃ビ、D-D缶、不用農薬を回収〉当JAは10月27日、林集出荷場で農業用廃棄資材を一括回収しました。管内101戸より、トンネルやハウスなどの廃棄ビニール、肥料袋などの廃棄ポリ類、合計17.3トンが集まりました。廃棄物は発電所の原料などとして有効活用されます。また、11月13日には長井集出荷場で管内48戸よりD-D缶256缶、不要農薬178.4kgを回収しました。

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