JAよこすか葉山_JA通信9月号
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Farming Letter9整枝・誘引追肥・土寄せ病害虫防除収穫まとめ暖かくなり木が勢いづいて草丈が30cmくらいになったら、整枝・誘引を行います(3月中旬から4月下旬)。強い側枝を5~6本残し、残りの脇芽は取り除きます。畝に沿って支柱を2~3m間隔で立て、誘引テープを張ります。テープは、地面から20~3月上旬につぼみが見えた頃、1回目の追肥を株元に行います。その際に、風による倒伏を防ぐため、株元へ土寄せをします。側枝を離して株全体が広がるように多めに土を入れて、踏み込んで固めてください。この作業は採光性の確保と風対策になり、3粒莢の増加が期待できます。4月上旬、開花の最盛期に2回目の追肥を行います。受精を正常に行わせ、欠粒を防ぎます。3回目の追肥は生育状態を見ながら行ってください。莢が小指くらいの大きさになった際に行うと、莢の肥大を助け、大莢になることが期待できます。また、茎が伸びすぎて倒れるようであれば側枝も摘芯を行ってください。(着莢箇所から10節程度が目安です)ソラマメはアブラムシの発生が非常に多い植物です。アブラムシが発生すると、ウイルス病が伝染する可能性もあるので農薬や前述のマルチ等で対策を行ってください。薬剤散布の際はローテーション防除に留意してください。適期です。莢が斜め上を向いているのは未熟です。下位から熟していくので、一株まとめて収穫はせず、順々に収穫していってください。人気のある作物です。しましょう。莢が下向きになり、光沢が出始めた頃が収穫ソラマメは時期になると直売所などで非常に高品質のソラマメを栽培し、高値販売を目指アブラムシに登録のある農薬の例/「未成熟そらまめ」農薬名スミチオン乳剤ダントツ水溶剤モスピラン顆粒水溶剤コルト顆粒水和剤サンクリスタル乳剤RACコード使用倍率使用時期総使用回数1B1000~2000倍2000~4000倍4000倍収穫7日前収穫前日4000~6000倍300倍収穫前日4A4A9Bその他収穫3日前3回以内まで収穫3日前まで3回以内まで3回以内3回以内まで回数制限までなし7月の出荷部会本部役員会にて「JAよこすか葉山 冬・春野菜出荷部会」の新役員が決定しました。(敬称略)部会長副部会長監事主力野菜のキャベツ・ダイコンを中心に、高品質での安定供給、JAよこすか葉山の特色を生かした出荷で、さらなる需要拡大を目指します。原田伸也石渡 進岸 和幸  高橋 潤30cm間隔で3~4段張ってください。冬・春野菜出荷部会新役員決定

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