JAよこすか葉山_JA通信8月号
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粒剤・微粒剤・粉剤農薬「オリゼメート粒剤」める作用を有し、それにより病気を予防します。アブラナ科野菜の黒腐病などに有効。(図2)「ネマキック粒剤」「ネマトリンエース粒剤」ンチュウに有効。(図3)「フォース粒剤」やキスジノミハムシ。ダイコンの登録はありますが「おろぬき(間引き菜)」として収穫するものには使用不可。(図4)「アクタラ粒剤5」シなどのチョウ目害虫、ハモグリバエ、アブラムシなど。予防効果は約3週間、ネキリムシには適用していません。(図5)Farming Letter8この種類の農薬は主に土壌に散布、混和して使用します。土壌内の病害虫に直接作用するものや、植物体に吸収され効果を発揮するものがあります。特徴○薬液散布では対処しづらい土壌由来の病害(根こぶ病、センチュウ類、ネキリムシなど)○薬液散布よりも効果期間が長い○粒剤・微粒剤は風で舞いづらく施用しやすい○使用時期が播種、定植時のものが多く、使○使用量は面積が基準(例20kg/10a)「ネビジン粉剤」「ネビリュウ」対象病害は根こぶ病。菌を休眠、活動休止させることで発病を防ぎます。菌を減らす効果はないため、根こぶ病発生圃場では施用をやめると再び発病する可能性があるので注意が必要です。(図1)虫に有効用回数が少ない植物の病害抵抗性を高ダイコンなどのネコブセ対象害虫はネキリムシ対象害虫はシンクイム左「ネビジン粉剤」 3kg10kg3kg 3,260円図1 1,560円 5,160円右「ネビリュウ」10kg 5,150円図53kg 2,930円図4左「ネマキック粒剤」5kg 4,150円右「ネマトリンエース粒剤」5kg 3,560円図3図23kg 2,470円冬春野菜の播種、定植時の予防について経済部 営農支援課 藤田 遼一作物の生育ステージや作業タイミングにより農薬の使用形態はさまざまです今回は、播種・定植時に施用する農薬をご紹介します農薬の作用を理解し、効果的な病害虫予防を行いましょう

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