Farming Letter8「酵素でくさ~る」の特徴■使用方法「酵素でくさ〜る」は三興(株)の商品で、成分等は図1の通りです。特徴として、商品内に枯草菌が芽胞の状態で1g当たり100万以上含まれています。この菌が有機物分解の酵素を出すことで、残渣の発酵促進を図ります。枯草菌の芽胞は長期間の保存にも耐えられ、太陽熱消毒や化学農薬による土壌消毒でも生き残り、環境条件が整えばいち早く増殖して土壌微生物相を改善します。枯草菌の活動㏗範囲は広く、4・5〜9・0ですので、ほとんどの畑で効果を発揮します。図1えます。・野菜残渣の処理ペレット状で撒きやすいため、機械散布も行図2畑の残渣処理~分解促進資材を使い、土壌病害の軽減や有機物の活用を~経済部 営農支援課 青木 大和畑での作物栽培の後に残る茎や葉、根等の野菜残渣(ざんさ)これはそのままにしておくと土壌病害虫の発生原因となり、次の作物へ悪影響を与えます畑から除去するのが望ましいですが、分解する事で畑への有機物の補充に繋がります今回はこの野菜残渣の分解・発酵の促進を図る商品を紹介します
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