JA通信よこすか葉山_6月号
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JAよこすか葉山は4月18日に「スマート農業セミナー」を初めて開催し、組合員ら約30名が参加しました。座学では「スマート農業」の普及に取り組む(株)MOGITATeの北河博康代表取締役社長が、各地で導入が進む収穫ロボットの実例と効果を紹介。続いて、農薬散布ドローンの実演を(株)NTT e-DroneTechnologyが実施。水を散布する様子を見学しました。参加者は「電動剪定はさみなど、利用できるものは取り入れてみたい」と話し、JA担当者は「課題も多いが、持続可能な農業への第一歩となった」と期待を寄せました。導員と、神奈川県農業技術センターの職員が巡回し、木の生育状況や花付き、受粉に影響する蜂の飛来を確認。今年は3月と4月に高温が続いたため開花は昨年より一週間程度早まりましたが、生育は概ね例年通りで順調に進んでいます。県の担当者は「開花が早いと予防や摘果時期も変わってくるため、今回の調査結果を栽培対策の検討に役立ててほしい」と話しました。JAよこすか葉山果樹部会は、今後の栽培管理や品質向上に役立てることを目的に、毎年ミカンの開花調査を行っています。調査は同地区を担当するJAの営農指「すかなごっそ」は姉妹JAで産地間連携に取り組む、JA会津よつばのファーマーズマーケット「まんま~じゃ」で「よつば(428)の日」に行われるイベントに合わせ、出張販売を行いました。出張販売は東日本大震災の復興支援として12年前から定期的に取り組み、2018年には「姉妹JA協定」を締結。互いの地域特性を生かし、農産物の販路拡大と知名度向上、交流を図っています。今回も毎回人気の、旬の春キャベツやタケノコ、海軍カレーなどの加工品の他「さかな館」より「湘南しらす」を出荷し賑わいました。髙橋店長は「さらに連携を深められた。今後は店内に互いの特産品を販売する、産地間連携コーナーの設置も検討していきたい」と意気込みます。 34月4月北河代表取締役社長4月下旬よこすか葉山農協果樹部会ミカン開花、10月収穫へすかなごっそJA会津よつばで出張販売18日29日〜30日News Topics話題あれこれスマート農業セミナー新たな農業スタイルを模索JA

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