JA通信よこすか葉山_2月号
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Farming Letter8①種芋の調整ジャガイモは、種芋を植え付けて栽培します。秋ジャガイモでは芋を切って植えることは稀ですが、春作では1片50~60gほどに調整し、へそを中心に芽が残るように切ります。へその反対側の芽は成長が強いので、その部分が必ず入るようにカットしてください。種芋の重さが200gの場合は3~4片、110gの場合は2片。70gの場合はそのまま植えるなど、元の重量から何片に分けるかを調整してください。カット後は「じゃがいもシリカ」等の資材を活用して防腐処理を行いジャガイモ栽培の流れます。種芋の量は、1a当たり15~16㎏が目安です。②畝の準備~植え付けえ付け、覆土します。基本は切り口を下にして植え付けますが、雑誌やWEB等では「逆さ植え」が紹介されていることがよくあります。「逆さ植え」を行うと強い芽だけが萌芽し、芽かきの手間が省け、収穫量が増える等メリットも多いのですが、切り口部分に水が溜まり腐る確率が高まるなどのデメリットもあります。植える畑の水はけ等を確認して、植え付ける向きを決めましょう。③芽かき太い茎を2~3本残し、他の茎は根元から取ります。これにより、芋の成長に栄養が届きやすくなります。1条植えは、畦幅60㎝ほどに畦を調整します。深さ7~8㎝ほどの溝を掘り、30㎝間隔で植生育が10㎝ほどになったら芽かきを行います。ジャガイモ栽培 基礎経済部 営農支援課 安藤 秋徒ジャガイモは、比較的栽培が容易で家庭菜園でも人気の作物です今月より普通栽培の時期となりますので基本に立ち返りジャガイモ栽培の基礎を確認しましょう

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