JA通信よこすか葉山_2月号
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体は前後左右どこかに偏った動きをしていると疲労を招き、さまざまな不調が起きやすくなります。手指の動きも同様です。手の指は内側に向かって動きやすいため、反対の手の甲側に反らす動きは意識しないとなかなかできません。手指の動きは体全体だけでなく脳にも影響を与えるため、手指の動きのバランスを整えることは、心身を整えることにもつながります。今回ご紹介するのは手指反らし体操です。簡単かつ効果の高い体操なので、ぜひ覚えてくださいね。この体操は時間も場所も選びません。仕事終わりや就寝前などに行って1日頑張った手指をケアしましょう。また、朝の起床時にもお勧めです。寝ている間に硬くなった全身を伸ばし、脳にも良い刺激を送ることができます。11(2)両手指にぐっと力を入れ、指先から指の付け根までくっつけたまま反らします。このとき、10秒ほどかけて息を吐きながら行います。(3)(1)に戻り、(1)と(2)を1回1秒のペースで30回繰り返します。(4)(1)の状態から手首を外向きに倒し、親指が上を向く状態にします。そのまま手首を手前に倒し、小指が上を向く状態にします。10回ほど繰り返します。余裕があれば、指先に力を入れて反らしてみましょう。(1)両手の指の間を開いた状態で、指先同士を軽く付けます。手軽に健康手指体操左右の指先を付けて反らす手指を反らして、心身の調和を図る健康生活研究所所長堤 喜久雄STEP1 基本の動きSTEP2 応用ポイント手のひら同士はくっつかないように意識しましょう。

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