Farming Letter8み農業技術センター三浦半島地区事務所 聖よ代アシストスーツとはアシストスーツの種類アシストスーツ導入のメリット三浦半島地域でのアシストスーツの利用例アシストスーツと聞いて皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか。スーパーマンのように重いものを軽々運べるようになる、ロボットのようなものをイメージする方もいるかもしれません。しかし実際には、重量物の持ち上げや運搬時に腰や腕に掛かる負荷を軽減したり、中腰姿勢の維持を補助したりするものです。腕のサポートやコンテナの持ち上げに特化した製品もあります。最近は、農業生産の現場でも導入が進んでいます。アシストスーツは大きく分けて「電動タイプ」と「非電動タイプ」の2種類が販売されています。「電動タイプ」は補助する力が強い反面、動力に電動モーターを使うため、バッテリー充電が必要であり、重量も重く高価な製品がほとんどです。一方「非電動タイプ」は空気圧を動力としたものやゴムの弾性を利用したサポータータイプのものがあり、充電の必要がなく、比較的軽量で、導入しやすい価格の製品が多いといった特徴があります。②前傾姿勢を長時間取る際に腰等の負担を軽減④軽労化により、高齢者や女性の就労環境を改リットを示します。①持ち上げ作業において負荷を軽減できる③負荷軽減に伴い作業時間を短縮できるめ、生産者に普段の農作業で試していただきました。使用したのは「非電動タイプ」のマッスルスーツ「every」と、サポートジャケット「PROⅡ」及び「Bb+FIT」です。キャベツの収穫、箱詰め、積み下ろし作業、トウガンの皿敷きや収穫、カボチャの芽かきや運搬、スイカの出荷調整で使用され「作業中は腰への負担がなく楽だった」「中腰姿勢が楽に感じた」以下にアシストスーツを導入した場合のメできる善できる当所ではアシストスーツの効果を確認するたマッスルスーツ「every」は、ダイコンやはし橋アシストスーツで農作業の負担を軽減!かふみ佳 史キャベツ、ダイコン、カボチャなどの重量野菜の生産が盛んな三浦半島地域における農作業の軽労化を図るため、改良が進み、価格的に購入しやすくなったアシストスーツを紹介します
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