JAよこすか葉山広報誌11月
10/15

年末に向かってますます頑張りたい季節です。パソコンやスマートフォン(スマホ)の操作、重たい荷物を運ぶなど、知らず知らずのうちに手指、腕を酷使していませんか。ここで一度心身の調子を点検し、整えてガス欠を防ぎましょう。今回は、万能つぼ「手三里(てさんり)」を使った手指体操をご紹介します。首や肩の凝り、腰痛、背中の痛み、胃腸の不調、吹き出物やにきび肌、歯痛、眼痛、喉の痛みなどの緩和、さらには不安、落ち込みといった精神的な症状にもお勧めです。つぼの刺激と筋肉の動きは呼吸に合わせて行います。どこでもできる簡単な体操を通して、丁寧に自分の心と体に向き合う時間をつくり、年末に向かいましょう。腕のつぼ刺激で呼吸を整えるゆっくりと行います。11手の甲側、肘を曲げたときにできる横じわから、親指側の骨に沿って手の方向に指3本分のところにあります。軽く押すとじんわりとした痛みを感じます。(3)右腕を前へ伸ばして指先を開き、息を吐き切ります。息を吸いながら(1)に戻ります。3回行ったら左腕に替え同じ動きをします。ポイント息は口から吐き、鼻から吸います。体操は呼吸に合わせ、1回につき20秒ほどかけてつぼ 手三里(2)手三里を押さえ、息を吐きながら右手のひらを半回転させ前へ向けます。(1)右肘を曲げて、左手でつかみます。左手の親指は右腕の内側に、中指は手三里に当たるようなポジションです。手軽に健康手指体操腕のつぼ刺激で呼吸を整える腕のつぼ刺激でたまった疲れをスッキリ!健康生活研究所所長堤 喜久雄

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