JAよこすか葉山広報誌9月
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図:ネギの各部の名称Q図 更新剪定日本農業検定事務局今回はライフラインの設置に関しての法改正を説明します。他人の土地や設備を使用しなければ、電気・ガスまたは水道水の供給その他これらに類する継続的供給を受けることができない土地の所有者は、必要な範囲で他人の土地に設備を設置したり、あるいは他人が所有する設備を使用したりすることができる旨の条文が新設されました。今まで他人の土地を使用しないと電気・ガスなどを設置できないときは、その土地の所有者に設置を申し入れて承諾を得て設備を設置していました。この申し入れに対して、土地所有者が拒否することが可能か否かは、個別的に検討され、また、承諾に当たっての承諾料の支払いに関しても不明確でした。そこで、令和3(2021)年の民法改正で、この点のルール化がされました。前述のように、いわゆるライフラインの設置の権利や他人の設備の使用権が認められましたが、ここでいう他人の土地とは隣接地の必要はありません(ただし、分割や一部譲渡によって継続的給付が受けられなくなったときは、分割者または譲渡者の所有地のみに設置可能です)。設置または使用に当たっては、場所や方法について他人に損害が最も少ないことが前提です。設置や使用をするときは、あらかじめ目的、場所、方法を他の土地の所有者に通知します。設置のときは土地使用者(賃借人など)にも通知します(なお、他の土地の所有者が所在不明なときは、公示送達の方法で通知します)。そして、設置または使用で他の土地所有者に損害があるときには、その損害が一時的なら一括して、継続的なら1年ごとに償金を支払うことになります。次回は竹木の枝の切除について説明します。問題ネギの基本的特性についての説ギに大きく分けられます。根深ネギは耕土の深い場所が多い東日本長するタイプの「千住ネギ」と、冬に地上部が枯れて休眠し、越冬で府の「九条ネギ」は年間を通じて収穫されます。明で、間違っているものは次のうちどれですか。(1)栽培に適した土は、耕土が深(2)生育の限界温度は下が15度、(3)光の弱い冬季の栽培や、密植く、通気性の良い土壌・砂壌土である。上が25度と耐寒性、耐暑性共に低い野菜である。栽培が可能な野菜である。(4)生育に合わせて、葉鞘部と葉身部の境まで何回かに分けて土寄せをすると、葉鞘部が軟育適温は20度前後です。光の弱いと酸素不足による湿害を受けます。『新版日本の農と食を学育を促すために早めに収穫すると良い。ぶ中級編』(102〜103ページ)より解説:ネギの生育限界温度は下が遺言や遺産整理の相談はJAへ詳しくは最寄りの支店へJAが相続対策をサポート遺言信託業務取扱中遺言信託業務取扱中12民法等改正(令和3年)についてその2JA全中・JAまちづくり情報センター顧問弁護士 草薙 一郎❶ナスの生育には十分な光と水分が必要で、果実の着乾冬燥季にのは❷ナスは地域に根付いた品種が多く、九州の「大長ナ栽強培ス」、京都の「加茂ナス」、大阪の「水ナス」などがある。いやも密❸ナスは有機質に富んだ耕土の深い土を好み、連作障の植の栽、培❹1番花が開き始めた頃に定植し、1、2番果は、株の生湿も度可が能高でい、色には十分な光が必要である。害が出にくい野菜である。ギき浅日ネる」い日本農業検定事務局がギ本耐西あは寒日のり、「性本ま軟ので農すナスは早ければ6月ころから収穫が始まり、10月上旬ころまでと長い期間収穫できます。暑さが本格的に白強多。」化いなってきた7月下旬〜8月上旬、株の若返りを図るために、茂り過ぎた3本の株元に葉を2、3枚残して切りまくと葉さタ「栽ネす。また、株周りにスコップを入れて根を切り、新しい根の発根を促す更新剪定(せんてい)を行い、追肥とせイ培食ギたプ灌水(かんすい)をすることで、秋ナスを楽しむことができます。さは」葉のをれ「、鞘、加(耕学A京よ賀土ぶう都ネの解 説ナスは有機質に富み、耕土の深い土を好み、連作障害が出やすい作物です。発芽適温は25〜4共解ネに答度30度、生育適温は23〜30白ギ高:、度、生育と果実の着色にはい化正の上野し解発が十分な光が必要となりま菜たは(33芽で根す。また、水分を好み乾燥適度2す深温と)でに弱いので、生育には十分。ネは耐すギな水が必要です。15暑。が〜性『新版 日本の農と食を学ぶ で25、中級編』 (120ページ)よりき耐度る寒、。性生でし栽ょ培うさ)をれ食てべきるま根し深たネ。ギ冬とに正解は❸です。葉も成ネ学び学びののひろばひろば

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