JA通信 vol328
9/15

Farming Letter9葉の4枚目が出始めた頃、太さが4mm程度の若苗を定植します。気温が高いとマルチ焼けの可能性があるため夕方に行います。定植1ヶ月後に1回目の追肥をリン酸・カリ主体で行います。通常のタマネギ栽培と比べて生育が遅く感じるかもしれませんが、青立ちや分球を避けるため、目安以上に葉ができている場合には窒素の入った追肥はしないでください。2回目以降の追肥はリン酸・カリ主体で肥大を促します。球が8cm以上の十分なサイズに肥大したら収穫します。葉は倒れないため、マルチの中を触って大きさを確認しながら行うと良いでしょう。収穫期になると葉の養分が球に転流し葉が黄色くなります。球で出荷する場合は特に問題ありませんが、葉付きで出荷する場合には収穫数日前に窒素肥料を与えることで色が回復します。早春キャベツと同時期に苗床の準備ができ、2月に収穫が終われば後作に中早生キャベツが植えられるなど、現在の栽培体系に組み込みやすい作型となっています。種子は小袋・20ml・2dlの規格、その他穴あきマルチや遮光ネットなどの必要な資材はJAにて取り扱っております。お気軽に営農担当者もしくは資材センターまでお問い合わせください。栽培収穫おわりに横須賀市より令和4年度 原材料支給のお知らせ 農業用施設等への原材料支給制度について対 象市道・河川に接している営農している農地(市街化支給材料例● 畑土の流出防止… 土留鋼板、コンクリート柵板、※横須賀市の制度ですので、横須賀市内在住の方が対象です。 ※支給の可否、数量については現場状況を確認したのちに決定します。台風等の大雨に備え、畑土流出の防止点検をお願いします。市道や市の管理する河川への畑土流出の防止のために、本制度をご活用ください。なお、施工については自己負担となります。詳しくは 営農支援課 ☎857-9656  横須賀市経済部農水産業振興課 ☎822-8296調整区域内に限る)の土留め公共性のある農業用通路・用水路の補修 など※ 個人の資産を保全する目的では、本制度は利用できません。単管パイプ等● 舗装の補修………生コンクリート等● 水路の補修………U型側溝等生育の目安定植時定植1ヶ月後球肥大開始収穫期葉数:3.5枚 茎径:4mm 草丈:30cm程度草丈:40cm程度葉数:11枚 草丈50cm程度茎径:1.5cm 球径:2.5〜3cm葉数:13枚程度 草丈:60〜65cm程度

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る