A解 説青森県の郷土料理は「じゃっぱ汁」。タラのアラを入れたみそ仕立ての汁。「じゃっぱ」とは魚の中骨、内臓、頭などのこと。「冷や汁」は、宮崎県の郷土料理で、アジを火であぶり乾かした物をすり鉢ですり、すりごまと合わせる。その中に豆腐とみそを加えてさらにすり、冷まし湯でのばす。ネギ、キュウリの薄切り、おろしショウガ、青ジソを混ぜ合わせ、ご飯にかけて食べる物なので、❹は誤りの選択肢となります。「きしめん」は愛知県の郷土料理で、手打ちの平たい麺のこと。きしめんが名古屋に定着したのは、うどんより早くゆだって安価であったからという説もあります。❸がめ煮(大分県):鶏肉のぶつ切りとゴボウ、ニンジン、こんにゃく、レンコン、サトイモ、シイタケなどをしょうゆと砂糖で煮た物。❹冷や汁(青森県):タラのアラを入れたみそ仕立ての今回から令和3(2021)年に改正された民法や関連法律について説明します。土地の所有者が特定できなかったり、所在不明なときは、土地の円滑な利用や管理が困難であったりしたことから、今回の法改正に至っています。主な改正点としては、(1)相隣関係の見直し(2)共有物の利用促進や共有関係の解消促進(3)所有者不明土地の建物の管理制度の制定(4)管理不全土地・建物の管理制度の制定(5)相続人不存在の相続財産清算手続きの見直し(6)遺産分割に関する見直し(7)不明相続人の不動産の持ち分に関する制度の制定(8)相続登記の義務化(9)相続した土地の所有権を国庫に帰属させる法律の制定などです。ここで述べた内容は、土地建物の所有者にとって相続時に大いに関係してくるとともに、所有者が不明であったりする場合の対処方法の変更であったりして、私たちの生活に密接に関係しています。前述の通り、主に土地については登記をさせて所有者を確定させ、所有者が不明や所在不明のときは、その財産の管理が可能になるようにして、土地の有効利用を促進させるという目的が改正点から読み取れます。(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)は令和5年4月1日から、(8)は令和6年4月1日から、(9)は令和5年4月27日からとされています。次回より順次説明しますが、次回は(1)の相隣関係の見直しを説明します。Q JAが相続対策をサポート遺言信託業務取扱中遺言信託業務取扱中その他、「いかめし」は北海道の郷土料理で生のイカのはらに水洗いした米またはもち米を詰めて、砂糖・しょうゆ・酒で甘辛く炊き上げた物。「あんこう鍋」は茨城県、「焼きまんじゅう」は群馬県と、各地に郷土料理があります。愛知県の郷土料理きしめん『新版 日本の農と食を学ぶ 中級編』(54ページ)より日本農業検定事務局12遺言や遺産整理の相談はJAへ詳しくは最寄りの支店へ郷土料理は、地域に生きてきた先祖の人たちの営みの中から生まれ、日々の暮らしと密接なつながりを持っています。郷土料理は家庭料理が基本で、地域のさまざまな行事と関係しており、その地域特有の四季折々の旬の野菜や魚などを使った季節を楽しむ料理が多いです。❶きしめん(愛知県):手打ちの平たいうどんのこと。❷だし(山形県):キュウリ、ナス、ミョウガ、シソの葉を細かく刻んで混ぜ合わせしょうゆをかけた物。汁のこと。正解は❹です。民法等改正(令和3年)についてその1JA全中・JAまちづくり情報センター顧問弁護士 草薙 一郎学び学びののひろばひろば
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