JA通信 vol.327
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♪6◦痛みや痺れなどを感じたらすぐに中止し、医療機関に相談をしましょう◦息を止めず、深呼吸をしながら行いましょう◦転倒予防のため動かない椅子を使用しましょう伸ばしている腕・足は床と平行になるように意識しましょう伸ばしている腕と足、お腹に力を入れましょう背中はまっすぐのまま顔は前を向いたまま体操を行う時の注意点ひざ上げ壁たてふせ手足上げ最近、歩くことが億劫に感じたり、椅子に座る時や立つ時に「よっこいしょ」と掛け声をしたりしていませんか。そのような人は、筋肉の量が減っているかもしれません。筋肉は動かさないでいるとどんどん減っていきます。新型コロナウイルスが流行してから、運動教室などがお休みになったり、感染予防のため自宅でこもりきりになったり、動かない時間が増えた人も多いと思います。筋肉の量は20代でピークに達し、その後は年齢を重ねるごとに減っていきます。さらに、動かさないでいるとどんどんと減少してしまいます。筋肉の量が減少すると、足が上がりづらくなったり、重いものが持てなくなったりと体が動かしづらくなっていきます。継続的に体を動かすことで、年齢に関係なく筋肉を鍛えることができます。筋肉がつくと、日常動作が「楽」になります。歯磨きのように習慣化して、筋肉を鍛え、いつまでも元気に過ごしましょう。JA神奈川県厚生連 保健福祉センター巡回健診事業課 保健師 菊池利恵①椅子に腰かけ、背筋を伸ばし、足を肩幅程度に広げます②両手で椅子のへりをつかみます③腰が反らないようお腹に力を入れて、右の太ももをゆっくりと上げます④ゆっくりと足を下ろし元の姿勢に戻ります⑤反対側も行いましょう★ 10回1セットとし、毎日3セット行いましょう①ひじを伸ばし、手の先がつくくらいの距離で壁の前に立ちます②両手を肩幅より少し広めに広げて壁につけます③背中は丸めず真っすぐのまま、あごが壁につくくらいまで肘をゆっくりと曲げます④その状態で10数えます⑤ゆっくりと肘を伸ばします★ 10回1セットとし、毎日3セット行いましょう①床に四つ這いになります②顔は前を向けたまま、右手を床と平行になるまで真っすぐ伸ばし、3秒間キープします③ゆっくりと戻ります④顔は前を向けたまま、右足を床と平行になるまで真っすぐ伸ばし、3秒間キープします⑤ゆっくりと戻ります⑥反対側も行いましょう★ 3回を1セットとし、毎日3セット行いましょうお腹と太ももの筋肉を鍛えます二の腕の筋肉を鍛えます腕と足全体、お腹の筋肉を鍛えます楽に楽に動けて動けて体に体に脳に脳に心にも心にも効く効く「動楽体操」「動楽体操」

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