JA通信 vol324
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生産履歴記帳は農業経営を支える基礎農薬使用履歴の記帳のポイント農業を行う中で考えられるリスクは数多く存在します。そのようなリスクを回避して安定した経営を続けるために、県ではJAよこすか葉山や三浦市農協と連携して地域版GAPの実施に取り組んでいます。この取り組みには、図のように4つの柱があります。①食品の安全のために②環境保全のために③作業する人の安全のために④取組を振り返り次につなげるためにです。それぞれの主な取り組みを示しています。生産履歴記帳と、記録の保管について重点を置き説明します。①使用年月日作物名釈倍数水溶剤か顆粒水和剤か等)や剤名にある番号(例:○○粒剤5や○○水和剤40)の他、アルファベットも正確に記載します。これらが異なると使用できる作物や回数、希釈倍数や使用量が異なる場合があるためです。今回は、生産段階での農薬・肥料等の資材利用の農薬使用履歴には次の項目を記帳します。②使用場所(圃場の名前等) ③農   Farming Letter8④農薬の種類や名称中でも④農薬の種類や名称は、剤型(水和剤か⑤使用量または希農林水産省ホームページ「令和3年度農薬ラベル確認・使用履歴の記帳啓発ポスター」から図:「産地で作り産地で取り組む農産物の安全」からGAPの手法を取り入れて農業経営のリスクを減らしましょう〜生産履歴の記帳と保管〜神奈川県農業技術センター三浦半島地区事務所 髙田 千惠販売した農産物について問い合わせがあった時や、使っている資材に不具合が起きた時は、迅速な対応が欠かせませんそんな時に役立つのは、生産履歴の記帳や使用した資材の記録の保管です。また、近年は極端な気候となることが多く病害虫防除や施肥の記録は次の栽培にも役立ちます。そこで生産履歴の記帳と、記録の保管のポイントについて解説します

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