JA通信 vol322
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葉7実践しながら説明。間引き剪定の方法や使用した器具と切り口の消毒方法などを学びました。参加者は「梅の枝がたくさん生えているが、どのように切れば良い?」「実のなる枝の見分け方は?」などと積極的に質問し、理解を深めました。営農担当者は「枯れた枝、交差している枝があれば切ることで、作業効率や収量が上がる。毎年少しずつ剪定することが大切」と剪定の重要性を説明し、栽培技術の向上を図りました。山支店運営委員会は12月9日、上山口で剪定講習会を開き、町内から25名の組合員が参加しました。柿と梅の木を見本に、主枝と亜主枝の選び方、剪定箇所の見極め方などを営農担当者がた「HACCPに沿った衛生管理」研修会を開き、すかなごっその加工品出荷者や出荷を検討する生産者16名が参加。横須賀市保健所による食品衛生責任者講習を実施しました。令和3年6月から義務付けられと食品衛生法の改正点の確認、令和2年度の食中毒発生状況の事例を学び、衛生管理の意識を高めました。講習後は新たな加工品出荷を目指し、レモンジャムなど4種類のジャムの作り方を、県農業技術センター指導員が説明。試食では「レモンの苦みが少なくて良い」「トウモロコシの風味がおいしい」と素材の味を残しつつも食べやすいとの高評価で、新たな加工品の誕生に期待が高まります。山町に棚田を持つ矢嶋信幸さんは12月9日、葉山小学校で稲わらのお飾り作りを指導しました。葉山小学校では「総合的な学習の時間」に田植えや稲刈り体験を取り入れ、約20年前から矢嶋さんが講師を担ってきました。今年も5年生が稲作の一連の作業を学習。脱穀後に残ったわらを使い、正月のしめ縄飾りと、クリスマスリース作りに挑戦しました。矢嶋さんは「日本ではお米が出来たことへの感謝と、来年への祈りを込めてしめ縄飾りを作ってきた。残ったわらも再利用となりSDGsに繋がる」ことなどを説明。児童は自らが育てたわらを大切に編み上げ、リボンや木の実などで思い思いに飾り付けました。葉山支店運営委員会剪定講習会を開く農産加工品研修会法改正の周知と新たな加工品への期待11月30日に本店で農産加工品葉山小学校稲わらでお飾り作り葉

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