JA通信 vol322
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年頭にあたってあけましておめでとうございます。組合員の皆さまにおかれましては、健やかに新年を迎えられたことと心よりお喜び申し上げます。平素は、JAよこすか葉山の事業全般に格別なるご理解とご支援を賜り、役職員一同、厚くお礼申し上げます。昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症においては、ワクチン接種等の対策が進み、明るい兆しが見える一方で、多数の変異株の発見により感染の再拡大が懸念されるなど、長期にわたり国民生活や経済活動においてさまざまな制約を受けました。農業、JAを取り巻く環境では、農業者人口の減少や、高齢化、担い手不足により耕作放棄地の増加が引き続き課題となっています。金融面では、日銀による大規模金融緩和の長期化に伴う経営への影響等に対する懸念が一層高まり、国内金融機関では合併、人員削減等の収益改善に向けた取り組みが加速しています。また、SDGsの浸透やコロナ禍により価値観が大きく変化する中、「共助」の重要性が再認識され、協同組合の再評価にも繋がり、JA事業・運営のさらなる改革と発展が求められております。そのような状況下、JAよこすか葉山においては「第2次農活プラン」「3ヵ年事業計画」とともに、最重要取り組み事項である自己改革を「不断の取り組み」として着実に実践しております。引き続き、組合員訪問活動を中心とした対話等により組合員の皆さまの意思を反映したJA経営・協同活動を積極的に展開して参ります。また、持続可能なJA経営基盤の確立・強化に向け、本年3月には久里浜・北久里浜・浦賀・佐原の4支店を統合し「くりはま支店」としてオープンいたします。皆さまにより一層愛されるJAを目指し、農業と暮らしやすい地域づくりに貢献する総合事業を展開して参ります。本年も、皆さまの一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。結びに、組合員の皆さま、地域の皆さまにとって素晴らしい一年となりますように、心よりお祈り申し上げまして年頭のご挨拶といたします。令和四年 一月3よこすか葉山農業協同組合代表理事組合長 龍崎 智

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