JA通信 vol315
5/15

JATATONUNE SI 2021 J5食料支援の輪は企業のほか個人からの寄贈にも広がっています。特に主食となるお米の寄贈が喜ばれます。 ・賞味期限が1ヶ月以上 ・製造者が明記されている未開封の常温保存できる食品 ・精米日が記載されている未開封のお米 など受け付けできる条件があります。無償提供したキャベツやダイコンなどの冬野菜は一日でワゴン車3台令和2年7月より容器包装リサイクル法によりレジ袋が有料となり、「すかなごっそ」においても大中2サイズのレジ袋を常時販売しています。(令和2年度は一時期間新型コロナウイルス感染症対策として無償配布)レジ袋の仕入れ代金と販売代金には1円未満の誤差が生じていますが販売は収益を目的としておらず「海洋プラスチックゴミの削減」JAよこすか葉山では食品ロス削減や地域貢献、環境保全を目的に、女性部員が食料品を持ち寄り横須賀市を通しNPO法人などへ寄贈するフードドライブを続けてきました。今回JAよこすか葉山の本・支店で備蓄している防災食の入れ替えを期に、横須賀市に水1.5ℓを160本とかんぱん285缶(必要賞味期限以上のもの)を寄贈しました。今回寄贈した食品は子ども食堂などで利用されます。分の量となり、その日のうちに各機関へ輸送。福祉を必要としている方に届けられました。残荷のほか、形が合わず出荷できなかった野菜を持参した生産者もおり、地域から社会・環境を元気にしようとする意欲の輪が広がっていました。後日横須賀市より「すかなごっそ」に感謝状が贈られ、出荷協力会会長の秋本英範さんは「心を込めて作った野菜が廃棄にならず役に立つのは、生産者として何より嬉しいこと。今後も定期的に行えたら」と期待を胸にしています。「各環境課題への対応」などレジ袋有料化の趣旨にのっとり、差額分を自然環境保護団体へ寄付しました。寄付金額:33,200円(令和2年4月1日〜令和3年2月28日までの差額)「持続可能でよりよい世界を目指すための国際社会共通の目標」SDGs。2030年までに環境・社会・経済など多岐に渡る17の目標実現を目指しています。現在世界的に苦境を強いられる中取り組みの加速化が求められており、JAグループでは協同組合の基本理念に基づき「持続可能なフードシステムの構築」や「農業生産における環境負荷の軽減」に取り組んでいます。JAよこすか葉山における取り組みを抜粋してご報告します。できることから始めよう SDGsすかなごっそ「残荷野菜をフードドライブ」 令和2年12月22日、24日「すかなごっそ」では新鮮さにこだわり日々農畜産物をお届けしており、残荷は生産者による引き取りを行っています。しかし「まだ食べられる野菜を必要としている方に届けたい」「食品ロスを削減したい」との強い思いから、今回「すかなごっそ」初となる残荷のフードドライブに取り組みました。通常フードドライブでは未開封で一定期間以上の賞味期限があるもののみ受け付けされますが、横須賀市職員の協力により生鮮食品のフードドライブが実現しました。すかなごっそ「有料レジ袋の収益金を寄付」 令和3年3月29日JAよこすか葉山「防災備蓄食をフードドライブ」 令和3年4月5日

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る