JA通信 vol321
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Farming Letter8土壌に含まれる有機物の中で、さまざまな効果を持つ黒色の物質が腐植です。腐植酸は腐植の中心となる物質で、土壌の機能を著しく改善するため、地力の源と言われています。アヅミンは「肥料の品質の確保等に関する法律」に基づく「腐植酸苦土肥料」と「地力増進法」に基づく「腐植酸質資材」の2つの認定を受けた数少ない資材です。原料の亜炭(太古の樹木、有機物が堆積し、石炭化しつつあるもの)を硝酸で酸化して「腐植酸」を生成、この腐植酸を苦土で中和し、造粒、乾燥させ製造しています。アヅミンに含まれる腐植酸は水に溶解しやすい性質のため、素早く土壌に浸透することで根の活性を向上させ、石灰成分等の浸透を助けます。保証成分:く溶性苦土3%(内、水溶性苦土1%)、含有成分:腐植酸約50%(1)地力を高めまする②肥え持ちが良くなる③微生物がバランスよく生息できるようになり、地力の高い土になります。まれる腐植酸は約1t施用すると腐植酸を15〜20㎏施用できます。アヅミンは腐植酸を約50%含んでいますので、30〜1t分の腐植酸を補給できます。アヅミンには大きく3つの効果があります。土壌に腐植酸を施用すると①土が柔らかくな一般的な堆肥に含腐植とはアヅミンアヅミンの効果40㎏の施用で堆肥1.8%前後ですから、腐植酸肥料の活用〜腐植酸の補給で元気な土づくり〜経済部 営農販売課 飯島 忠則腐植酸は土づくりに欠かせない成分です全国的に地力の低下が問題となっており、土づくりの必要性が高まっています今回は省力的に腐植酸を補給し、安定多収、品質向上に役立つ腐植酸苦土肥料「アヅミン」をご紹介します

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