JA通信 vol321
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―残 類種 区分 4『第27回通常総代会』を6月22日、よこすか葉山農協本店で開催しました。今回の総代会は、昨年に引き続き新型コロナウイルスの感染拡大防止および総代の皆さまの健康と安全を第一に考慮し、極力、書面による議決権を行使し、組合員総代500人のうち、書面議決出席485人を含む本人出席494人(委任状出席0人)の出席をもって成立いたしました。今年度は役員の改選期にあたり、第5号議案で「役員の選任について」が上程されました。役員推薦会議委員長から推薦理由が述べられ、新役員が選任され、すべての議案が賛成多数で原案通り可決されました。横須賀・葉山の食と農を発信し、農業と地域を繋ぐ管内唯一の大型直売所として2011年6月2日に長井の地にオープンした農産物直売所「すかなごっそ」。皆さまからのあたたかいご声援とご愛顧を賜り、おかげさまで10周年を迎えました。心より感謝申し上げます。ベントを開催しました。今年もコロナ禍に伴い大規模イベントを自粛、接触を減らした形での実施となりましたが、用意した1万枚の抽選券は27日で終了し、10周年の感謝を伝えるイベントとなりました。当JAでは、『活力ある農業プラン(第2次農活プラン)』を策定し、自己改革の重点項目と位置づけ、地域農業の振興・担い手農家の農業所得向上に取り組んでいます。また、准組合員とJAとの関係強化等、自己改革の取り組みを、今まさに全力で実践しているところであり、この取り組みを一層加速させてまいります。令和3年度は、3ヵ年計画の中間年度にあたり地域になくてはならない、存在感のあるJAをめざして、所得向上を柱として事業活動展開しております。当JAは、横須賀市、葉山町、逗子市の2市1町を事業区域として、農業者を中心とした地域住民の方々が組合員となって、相互扶助(お互いに助け合い、お互いに発展していくこと)を共通の理念として運営される協同組織であり、地域農業の活性化に資する地域金融機関です。当JAの資金は、その大半が組合員の皆さまなどからお預かりした、大切な財産である『貯金』を源泉としております。当JAでは資金を必要とする組合員の皆さま方や、地方公共団体などにもご利用いただいております。当JAは、地域の一員として、農業の発展と健康で豊かな地域社会の実現に向けて、事業活動を展開しております。また、JAの総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供するだけでなく、地域の協同組合として、農業や助けあいを通じた社会貢献に努めております。JAの構成員である組合員は、正組合員と准組合員の2つに分けられます。正組合員には農業者等でなければなれませんが、農業者でない方も出資をすることによって准組合員になれます。准組合員は、農業や地域の発展を正組合員とともに支えるパートナーであり、農業振興の応援団です。令和3年9月30日現在、13・8億円の出資金をお預かりしております。組合員や、地域の皆さまからお預かりしている貯金の残高は、1762億円となっております。地域になくてはならない金融機関を目指しております。普通貯金、定期貯金、定期積金など目的・期間・金額にあわせてご利用いただける各種貯金商品を取り扱っております。商品内容及び主な貯金商品については、当JAのホームページに掲載してお類令和3年9月末種高組合員48,057百万円地方公共団体2,407百万円金融機関その他1,482百万円合計51,947百万円りますが、詳しくは最寄りの店舗におたずねください。組合員をはじめ、地域の皆さまへの貸出金の残高は、519億円となってローン・教育ローン・マイカーローンなど、組合員をはじめ地域のおります。当JAは地域金融機関として、農業資金や個人向けのご融資、地方公共団体・農業関連産業など積極的に対応し、地域経済の向上発展に努めております。地域農業者の皆さまには、農業者営農生活資金など当JA独自の農業資金をご用意しております。その他にも住宅皆さまの暮らしや生活に必要な資金をご用意しております。主な貸出商品については、当JAのホームページに掲載しておりますが、詳しくは最寄りの店舗におたずねください。農業制度資金には、農業経営の省力化・合理化に必要な資金を農協等が融資する場合に、利子を軽減(利子補給)する神奈川県独自の「かながわ都市農業推進資金」、農業経営の改善のための取り組み(農業改良措置)を行う場合に無利子で借りることのできる「農業改良資金」、日本政策金融公庫が長期・低利で融資する資金で、農地取得・設備資金・農業機械の取得から負債の整理まで、幅広い用途に利用できる「農業経営基盤強化資金(通称:スーパーL資金)」などがあります。当JAの、令和3年9月30日現在の農業制度資金の取り扱い残高は、1千3百万円で、地域農業者のニーズにお応えしているその他の農業資金は3億9千3百万円です。JAよこすか葉山は、「よこすか野菜」PR活動により地産地消を広げる様々な活動を行っております。また、JAグループの一員として作文・図画、書道コンクール開催や「JA食農教育活動食農教育プラン」に基づき、親子を対象に農業理解を深めることを目的としたイベント等の活動をしています。地産地消の普及、食農教育活動に取り組み、安全・安心・新鮮な「よこすか野菜」を多くの地域住民に届けています。組合員を対象に、専門家による、法律・税務・資産管理・住宅ローン・年金の各相談会、及び、遺言・相続の個別相談会を実施しています。当組合では准組合員と農業との関わりを深める協同活動に取り組んでいます。准組合員を対象とした「親子ジャガイモ収穫体験」を6月6日に開き、7世帯24人の親子が参加しました。昨年度から栽培体験をしている「第3期Ⅰ.トピックス◇第27回通常総代会開催◇地域とともに「すかなごっそ」祝10周年!3 地域貢献活動⑴全般に関する事項◇協同組織の特性◇組合員・出資金⑵地域からの資金調達の状況①貯金・定期積金残高②貯金商品⑶地域への資金供給の状況①貸出金残高②融資商品③制度融資取り扱い状況⑷文化的・社会的貢献に関する事項(地域とのつながり)①文化的・社会的貢献に関する事項◇地産地消 食農教育の取り組み◇各種相談会◇農業体験等の協同活動の取り組み令和3年度上半期の事業実績がまとまりました(別表)。JAよこすか葉山は、情報開示を積極的に推し進め経営の透明性を高めるよう努めておりますが、当JAに対する認識を一層深めていただくために、令和3年度上期の事業内容に関するディスクロージャー誌を作成いたしました。農業協同組合においては、中間決算は法定化されていませんが、当JAの内部規程に基づき仮決算を実施し、自主的に開示いたします。(一部抜粋してお知らせします) 2. 3.  協 農同業の振理興念・に組基織づ・く事組業織を活支動えのる展J開A経営の強化 1.  JAよこすか葉山「農活プラン」の実践を通じた担い手の10周年を記念し、6月4日より抽選イ令和3年9月末残高当座性貯金89,950百万円定期性貯金83,795百万円定期積金2,456百万円合計176,202百万円令和3年9月末組合員数 2,485人18,413人20,898人正組合員准組合員合 計2 自己改革の取り組み1 上期のトピックス

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