JA通信 vol310
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         SI 2021 5JATATONJANUARY賀年謹新Q6Q9Q8Q7Q10 ●○●×A6●0%A7●ブリキ缶A8●×A9●明治時代A 10 ●プロセスチーズ牛乳は自給率が100%の食材です。つまり、日本で販売されている飲用の牛乳は全て国産。牛乳は生鮮食品なので輸入に頼ることが難しいのですが、チーズなどの乳製品を含めても自給率は60%以上と他の食材と比較して高いのです。日本で牛乳が一般的に発売されるようになったのは明治初めの頃。大型のブリキ缶で運んだ牛乳をひしゃくですくって5勺(90ml)ずつ量り売りしていました。1888(明治21)年に衛生的なガラス瓶が用いられるようになり、紙パックで販売されるようになったのは1956(昭和31)年になってからです。牛乳に含まれる栄養素であるタンパク質、ビタミンAなどは加熱に強い栄養素ですが、電子レンジで加熱すると急激に温度が上昇するため、ビタミンB12の量が半減してしまいます。牛乳を温めるときは鍋に入れて、ゆっくり加熱すれば栄養を損失しにくいのです。平安時代に「削り氷」という氷菓が記録されていますが、アイスクリームが食べられ始めたのは明治時代になってから。1869(明治2)年に町田房蔵が横浜の馬車道で日本初の「アイスクリン屋」を始めました。当初は高価でしたが、1921(大正10)年にアイスクリーム製造専門の工場ができ、多くの人が買える価格になりました。ナチュラルチーズは生乳から水分を除き、10倍に濃縮して発酵熟成させて作ります。カマンベールチーズやクリームチーズなどはナチュラルチーズの一種。一方プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱してスライスチーズなどいろいろな形に加工した製品です。日本でアイスクリームが食べられ始めたのはチーズには2種類ある。ナチュラルチーズともう一つは?いつから? 牛乳を温めるときは電子レンジで加熱した方が栄養素が多くとれる。日本の牛乳輸入量の割合はどのくらい?日本で牛乳が発売された当時はどんな容器だった?●プロセスチーズ●カマンベールチーズ●クリームチーズ●平安時代●明治時代●ガラス瓶●ブリキ缶●紙パック● 0%●20%●50%丑年「牛」クイズ

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