JA通信 vol310
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年頭にあたってあけましておめでとうございます。組合員のみなさまにおかれましては、健やかに新年を迎えられたことと心よりお喜び申し上げます。平素は、JAよこすか葉山の事業全般に格別なるご理解とご支援を賜り、役職員一同、厚くお礼申し上げます。昨年を振り返りますと、長雨や猛暑といった異常気象により組合管内でも農作物に被害が出ました。新型コロナウイルス感染症では、世界中に感染拡大し国内においても緊急事態宣言後、日本経済が停滞するなど未知なるウイルスの甚大な影響を受けました。農業、JAを取巻く環境は、農業者人口の減少や、高齢化、担い手不足により耕作放棄地の増加が課題となっています。一方、日銀による大規模金融緩和の長期化に伴う経営への影響は依然として先行き不透明な環境にあり、信用共済事業も厳しさを増しています。また、TPP11、日欧EPAの発効に加え包括的経済連携協定(RCEP)など、国内農業にも自由貿易の波が懸念されます。そのような状況のなか、JAよこすか葉山では、「第二次農活プラン」「3ヵ年事業計画」と共に、最重要取り組み事項である自己改革を着実に実践しております。引き続き、将来にわたって持続可能な経営基盤の確立に向け、組合員訪問活動でいただいた声を反映した協同活動を積極的に展開して参ります。また、横須賀市内で生産されている野菜・果物の知名度向上と販売力強化を図るため引き続き横須賀市と共に、「よこすか野菜」ブランド化事業に取り組んで参ります。本年も、みなさまの一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。結びに、組合員のみなさま、地域のみなさまにとって素晴らしい一年となりますように心よりお祈り申し上げまして年頭のご挨拶といたします。令和三年一月 3よこすか葉山農業協同組合代表理事組合長 龍崎 智

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