JA通信 vol.306
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3JAよこすか葉山は7月「よこすか水なす」の出荷をスタートしました。「よこすか水なす」は2007年に県と種苗会社が共同開発した独自の品種「サラダ紫」で、2016年には当JAで4つ目となる、かながわブランドに登録。横須賀の新たな特産品として注目を集めています。「よこすか水なす」は果皮や果肉が柔らかく多汁質で、リンゴのようなサクサクした食感とほのかな甘みが特徴。あく抜きをせず生でも食べられ、浅漬けが絶品です。出荷に先駆け出荷者と市場関係者、農協職員は目合わせを行い、傷や曲がり、色つやなどの出荷規格を確認しました。大楠地区で水なすを栽培する安田正美さんは「質の良い水なすを栽培するためには水が大切」とアーチ誘引栽培と点滴かん水装置を使用し水分量を調整。15分程度の水やりを一定時間開けながら繰り返し、一日で600〜700リットルの水を吸収させみずみずしい「よこすか水なす」に仕上げています。今年度よりコンテナ出荷から全てダンボール出荷に切り替え、コスト削減、労働力の軽減も見込んでいます。「よこすか水なす」のさらなる定着を目指し、秀品率、収量の増加に向け栽培方法等の検討を重ねていきます。7月10日、衣笠蔬菜部会は衣笠支店前で「夏の野菜即売会」を開きました。トウモロコシやカボチャ、トマトやエダマメなどの夏野菜が並びあっという間に完売。来店客は珍しい野菜の食べ方を尋ねたり、新鮮な夏野菜に「楽しみにしていました」と笑顔を見せました。次回は12月の開催予定です。今年3月に産学連携プロジェクトとしてすかなごっそとのコラボ商品を開発・発売した産業能率大学三浦ゼミによる、新たなプロジェクトが始動しました。今回はマーケティングリサーチとして、すかなごっその利用状況や顧客満足度を調査、改善への方策を立て実践していきます。ゼミ生は7月より、来店客に向けたアンケート調査を実施。より快適にご利用いただける直売所を目指し、プロジェクトに取り組んでいきます。「なす漬の素」は資材センターやAコープで販売中!産業能率大学 三浦ゼミによる「すかなごっそアンケート調査」実施衣笠蔬菜部会、夏の野菜即売会開催「よこすか水なす」目合わせで規格統一

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