JA通信 vol.305
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vol.305YOKOSUKAHAYAMA地域とJAをつなぐコミュニケーションマガジン2020August. ---2020年8月10日発行(毎月1回10日発行) ■発行:よこすか葉山農業協同組合 〒2380396 横須賀市林3111 ☎046(857)2121(代) ■印刷:山陽印刷株式会社植物油を原料としたインクを使用しています。通信作り方1. よくもみ洗いしたテングサ100gと水4.5Lを深鍋に入れて火にかける。材 料約10〜13人分テングサ・・・・・100g水・・・・・・・・・・・・・4.5L酢・・・・・・・・・・・・50ml約2人分・・・・・・・・20g・・・・・900ml・・・・・・・10ml古来中国より伝わったとされる「ところてん(心太)」。日本では奈良時代にはすでに食されていたとも言われています。ところてんの原料である海藻テングサは岩の上に着生しており、生息時は赤紫色をしています。収穫後付着物を洗い流しながら何度も水さらしと日干しを繰り返すことで色が抜け黄色や白色に変化し、透き通ったところてんに仕上がります。またテングサは沖と磯のものとで質が異なり、色味の濃さにも違いがあります。作り方を教えてくださった持田さんは、その時々の草の質を考慮しながら加工し、複数の色味をブレンド。固すぎず、つるんとした喉ごしのよい「手作りところてん」をすかなごっそに出荷しています。2. 沸騰したら酢を50ml入れる。(テングサの成分が抽出しやすくなる)3. 強火で火にかけ、泡が立ち上ったら吹きこぼれないように弱火にし、30分程度テングサがどろりと溶けてくるまで煮る。4. 少し冷ましたら布巾でこし(2回)、容器に入れて固める。5. よく冷やしたら、おいしいとこ角切りにし黒蜜をかけてあんみつでいただくのもおすすめです。長井荒崎産のテングサを使用 !Cooking Fileクッキングファイル地産地消レシピ和食ろてんの出来上がり。One Point!酢醤油やポン酢で味付けるのも良し、ところてん

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