JA通信 vol301
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春はデトックスの季節といわれます。なぜなら、冬の間にため込んだ毒素や老廃物を外に出し、体の巡りを整えるのに最適の時期だからです。手には足の裏同様につぼがたくさんあることはご存じだと思います。つぼの刺激は、東洋医学で「気と血液の流れ道」である「経絡」を通り、全身を巡って内臓諸器官や骨格へ流れていきます。つぼや経絡を刺激する手指体操で血液やリンパの流れを良くして、老廃物が排出されやすくしましょう。今回は、デトックスにお勧めの体操をご紹介します。冷えの改善やむくみの解消にも役立ちます。体操では、押したりこすったりする動きのときに息をしっかり吐きながら行うのが効果を高めるこつです。力の入れ具合は、少し痛いけど気持ちいい程度で。空いたときにいつでも何回でもやってみましょう。つぼ刺激でデトックスして、心身共に軽やかにお過ごしください。定相続分を主張することは可能です。相続放棄をすると他の相続人の法定相続分が増えることもありますが、遺留分を放棄しても他の相続人の遺留分には影響しません。この遺留分の事前放棄ですが、遺言で財産を相続しなかったり、少ししか相続しない相続人にその手続きをしてもらうようにすることが大切です。この手続きをしておけば相続開始後に遺留分のトラブルは生じません。最近では夫の財産はいらないと考えていた配偶者に成年後見人が付いてしまい、夫の相続開始の後、大半の遺産を遺言で相続した長男に対して、この後見人が遺留分侵害の主張をしたケースがあります。配偶者が元気なら問題はなかったのですが、第三者の後見人が付いたため、配偶者の意思が夫の相続に反映できませんでした。こういう場合に備えて、遺言で少ししかもらわないとか、まったくもらわない相続人には遺留分の事前放棄許可を取得させておくべきなのかもしれません。次回も遺留分について説明します。(1)左手の指を右手の親指と人さし指で包み込み、指先から指の付け根までこすります。親指から1本ずつ順に、全ての指を10往復ずつこすります。指が温まってくるのを感じましょう。(2)次に手の甲に人さし指から小指をそろえて当てて、甲の骨の間を10往復こすります。手の甲側にも大切なつぼがたくさんあります。(3)手を組んで、親指をくるくると回して手のひらのつぼをこすります。手のひら全体をこするように大きく回します。右回り、左回り各10回。終わったら、反対の手でも行います。11遺言や遺産整理の相談はJAへ詳しくは最寄りの支店へ健康生活研究所所長堤 喜久雄手軽に健康手指体操指先から温めて刺激する指先のつぼ刺激でデトックス!JAが相続対策をサポート遺言信託業務取扱中遺言信託業務取扱中

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