JA通信 vol.307
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JAよこすか葉山女性部は、9月14日〜18日の5日間で「フードドライブ」を実施しました。新型コロナウイルス感染防止に配慮して部員各自がJA本店に持ち込み、缶詰やインスタント食品など約200点が集まりました。垣内女性部長は「この様な状況下でも皆さんのご協力により、多くの食品を寄贈することができました。深くお礼申し上げます。今後も地域の食を守り、家庭の食を支えるJA女性部の活動として継続していきたいと思います」と話しました。横須賀市では4年ほど前から庁内でフードドライブに取り組み始めたことを機に、フードバンク、市民、企業による災害備蓄品の提供など、支援の輪が広がっています。日常食として好まれる食品や飲料・菓子類は特に需要が高く、JAよこすか葉山は女性部活動の一環として昨年から取り組み、寄贈した食品は横須賀市福祉部生活福祉課を通じて生活困窮者の支援に活用されています。withコロナ時代においても一人ひとりが「できること」を考え取り組んでいくこと、そして協同組合の「相互扶助の精神」、人と人とのつながりや地域とのつながりこそがJAの力です。JAよこすか葉山はこれからも「食と農を基軸とし地域に根ざした協同組合」として、組合員の皆さまと共に地域の「食」を支え、食の社会貢献に取り組んでまいります。フードドライブとは、家庭で使い切れない未使用食品を持ち寄り、地域の福祉施設やNPO法人に寄贈する活動です。フードドライブの実践は、食品ロス削減への意識を高めるとともに、生活に困っている人に食品を届けることにつながります。また、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の「貧困をなくそう」にも直結します。*フードドライブご支援に関するお問い合わせは、横須賀市福祉部生活福祉課までご相談ください* 近年、SDGs(エスディージーズ)という言葉が世界中で注目を集めています。SDGsとは、持続可能な開発目標(Sustainable DevelopmentGoals)の略称で、2015年に国連で採択された国際社会の共通目標です。貧困や飢餓、気候変動といった人類・地球全体が直面する問題を解決し「持続可能」な世界を実現するために、17の目標を掲げ、2030年までの達成を目指して世界各国で取り組みが進められています。 協同組合はこれまでも貧困や飢餓などの問題に取り組んできたことから、国連によりSDGsを達成するための重要な組織として位置づけられています。JAグループは第28回JA全国大会で、自らの事業・活動がSDGsの達成に貢献するものであることをふまえて、JAグループの取り組みの成果を広く発信することを決めました。JAも地域社会の課題解決に努めるとともに、SDGsの達成へ貢献していきます。9月23日、女性部を代表して垣内部長より横須賀市へ寄贈たくさん集まりました。ご協力ありがとうございました!監修=JCA(日本協同組合連携機構)3Zoom Flash協同組合SDGsとJASDGs17の目標■■■■■未来を拓く■■■■SDGsとは全国のJAや生協など協同組合が取り組む主な実践例■2 飢餓をゼロに■11 住み続けられるまちづくりを移動購買の実施、助け合い活動、国内における農林漁業の振興と食料の安定供給、こども食堂・フー災害救助活動ドバンクの運営、移動購買■12 つくる責任つかう責任■3 すべての人に健康と福祉を食の安全確保と情報提供へき地医療の提供、高齢者・障■17 パートナーシップで目標を達成しようがい者等のケア事業、介護予防国内外における協同組合間の連携活動、子育て関連事業……などJCA監修『1時間でよくわかる SDGsと協同組合』をもとに作成「もったいない」を「ありがとう」に女性部「フードドライブ」活動

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