JA通信8月号
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Farming Letter9カリフラワーは比較的草勢が弱く乾燥に注意が必要です。圃場の水分には十分注意し乾燥時にはしっかり潅水を行いましょう。定植後は株をしっかりと作り、大きな花雷を作る為の環境を整えましょう。厳寒期のカリフラワーは生育の進みが緩やかになります。特に寒さと乾燥にあたると花蕾の肥大が止まりがちになります。逆に日差しが強く暖かい日にあたると一気に生育します。後に述べる規格に沿った品物を作る為に畑の巡回はこまめに行いましょう。カリフラワーの蕾は日に当たりすぎると黄変する可能性があります。品種によっては外葉が立性のものも多くありますが、蕾を葉でくるむなどして日焼けの防止に努めましょう。カリフラワーの中心等級は「L」サイズになります。JAよこすか葉山の共販出荷規格においては850g〜1㎏程度のものを7個詰めがLサイズとなります。カリフラワーの商品価値は「花蕾のしまり」と「白さ」です。収穫遅れで蕾がゆるくなってしまっているものや日焼けなどで黄色くなっているものは極端に価値が下がりますので気をつけましょう。外葉は10枚程度を基本としそれ以上は包丁などで取り除きますが、カリフラワーの花蕾は非常に弱く、衝撃等によって簡単に傷ついてしまいます。花蕾の傷は黄変しやすいので外葉の除去は箱詰めする直前に行いましょう。り難易度は高めですが、販売面においてはまだまだ可能性のある野菜です。重量面でもキャベツやダイコンなどに比べても軽いですし是非チャレンジしてください。カリフラワーは比較的栽培に時間も手間もかか収穫についてまとめ●栽培上の注意点●出荷の規格1 有害鳥獣対策費用助成事業2 農機等取得費用助成事業3 かながわスマート農業応援事業4 かながわ畜産応援事業5 農業法人化支援事業6 新規就農応援事業7 利子補給事業(4月1日〜翌3月31日までを一年度とし領収書が属する年度中しか申請出来ません。)2 この事業は助成総額に上限があります。用件を満たしていても助成額が減額されるまたは助成が受けられない場合もあります。あらかじめご了承ください。有害鳥獣対策にかかる電気柵や函罠等の購入及び設置費用を助成します。規模拡大や作業効率向上の為に取得する農機・加工機械の購入費用を助成します。環境モニタリング装置や環境制御装置・統合環境制御システム・購入費用(設置費用も含む)を助成します。分娩監視システムや自動給餌機等の導入費用(設置費費用含む)を助成します。国の行う法人化助成事業対象法人を支援します。新規就農者や研修受入先に対し、営農費用を助成します。JAが取り扱うすべての農業資金(公庫資金を除く)について利子補給を行います。8 保証料助成事業JAが取り扱うすべての農業資金において、県農業信用基金協会の保証が付された場合の一括前払い保証料を全額助成するものです。───────────────────────────────────1 実施期間:2019年4月1日〜2022年3月31日3 ご利用にあたってはそれぞれ対象要件・審査がございます。JAグループ神奈川は8つの助成事業で農家の皆さまを支援します。

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