JA通信8月号
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Farming Letter8JAよこすか葉山ではカリフラワーの共販出荷を行っております。昨年は1月に約1000ケース2月に約3000ケースの出荷がありました。グラフ1は昨年の共販出荷における精算単価の推移グラフです。冬野菜の価格が低迷した昨年であっても年末から価格が上昇し2月中旬にピークを迎えています。そしてグラフ2は東京中央卸売市場の昨年の入荷量です。12月の出荷をピークに1月2月は入荷量が大幅に減少しています。などが同時期に出荷を行っていますが三浦半島は気候が温暖であることから1月2月収穫での栽培が十分可能です。く市場からも高く評価をされており、同時期収穫の作付けが狙い目と考えます。あります。収穫時期に適したタイプの品種を選定し品種間での作付けリレーを行うなどし継続的に収穫ができるように品種選定を行いましょう。月カ下リ旬フまラきワ、ー9を1月下月収旬カリフラワーの作型(1月どり)穫を目指して栽培するためには、品種によって若干異なりますが中生種は8月中旬まき、9月中旬定植。早生種で8定植が目安となります。図1は一例になります。関東近在では千葉県、茨城県、埼玉県、愛知県JAよこすか葉山のカリフラワーは現状品質もよカリフラワーには早生、中生、晩生などの種類がカリフラワーの価格推移栽培について×……×…×3月下旬3月中旬3月上旬2月下旬2月中旬2月上旬1月下旬1月中旬1月上旬令和元年5月平成31年4月平成31年3月平成31年2月平成31年1月平成30年12月平成30年11月平成30年10月平成30年9月平成30年8月平成30年7月平成30年6月畝間×株間8月7月6月5月3月2月(野崎採種場)(野崎採種場)輝月浜月33グラフ1グラフ2●品種の選定●播種時期、定植時期平成30年度JAよこすか葉山 カリフラワー価格推移表1,8001,6001,4001,2001,000800600400200011月上旬栽 培 流 れ94月月東京中央卸売市場 カリフラワー入荷量推移表600,000480,000360,000240,000120,0000平成30年5月図 1品種1月12月上旬11月下旬11月中旬90×4590×4512月下旬12月中旬10月11月12月○:播種 ×:定植 ■:収穫1月、2月どりカリフラワーのすすめ経済部 営農販売課 逆井 直基温暖な半島の気候を活かして生産される三浦半島のカリフラワーは近在他産地には真似のできない作型で特に厳寒期の出荷においては評価を伸ばしていますJAよこすか葉山管内では直売を含めた多様な販売が行われており年々生産する農家が増えているのが現状です市場出荷においては、1月から2月上旬にかけて近在他産地の出荷量が落ち込み、市場需要が高まりますこのポイントを活かして1月2月収穫のカリフラワーの栽培をおすすめしたいと思います

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