JA-tsushin_vol296
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リーフレタスは一般家庭での消費に加え、コンビニやレストランなど業務筋からの引き合いも強く、年間を通じて安定した出荷が求められています。また玉レタスに比べて生育期間が短く軽量で、収穫適期がやや長いことなどにより、比較的栽培しやすい品目です。低温期に定植し、生育後半が暖かくなるこの作型では、耐寒性と低温肥大性に加え晩抽性を有した品種を選択します。主な品種は以下の通りです。「グリーンジャケット(タキイ)」「晩抽レッドファイアー(タキイ)」に1穴1粒播きします。好光性種子であるため覆土は2〜3mm程度で、コート種子が薄く隠れるくらいを目安に行います。覆土後は十分かんコート種子を使用し、セルトレイ(128穴)なぜリーフレタスなのか?作型にあった品種を選ぼう!栽培管理について月旬12345678備Farming Letter8▲■▼■▲■●作型▼━▲ポイント▲■考●播種 ▼定植   ハウス ▼━▲不織布べた掛け ■収穫◆播種・育苗 栽培中のリーフレタス上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下・種子が小さく好光性で発芽管理が難しいためコート種子を使用する。・降霜の心配がなくなるまで不織布をべた掛けにする。・収穫期は比較的高温になるため、収穫遅れに注意する。リーフレタス4〜5月どり栽培のポイント神奈川県農業技術センター三浦半島地区事務所 髙橋 匠リーフレタスは主要葉物野菜として年間をとおして安定供給が求められていますが温暖地から高冷地に産地が切り替わる春先が端境期となっていますそこで、比較的価格が安定する4月下旬〜5月上旬に収穫を狙うリーフレタス栽培について紹介します

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