JA-tsushin_vol295
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①風上側の肩部分から屋根にかけて押しつぶされた状態②下から吹き上がるようにパイプが変形③妻面が奥行き方向に倒壊④真上から屋根が押しつぶされたように陥没タイバーやX型補強を行う防風ネットで被覆Farming Letter8横から風を受けて変形します。ハウス内に風が入り込んだ場合起こります。ハウスが上方に持ち上げられたり、基礎部分が浮き上がったり、アーチパイプが内側から外側に跳ね上がるように破損します。強風が、妻面から奥行き方向に吹いた場合に起こります。周辺の障害物により風の流れが変化し、上から吹き降ろされる場合に起こります。以下①〜④の被害パターンに対して比較的簡単にできる対策を紹介します。を使って写真のような補強を行います。ます。面部の風当たりの強い部分にネットを張ります。妻の部分は、特に風を強く受けるため、この部分が破れやすく、ネットを張ることによって被覆材が破れにくくなります。約3mおきに直管パイプ、自在Tキャップ等X型補強の交点はボルトやクランプを使用し妻部に近い約2mと側パイプハウスの被害の特徴は、以下の4つのパターンに分類されます①への対策②への対策タイバー補強パイプハウスの台風対策経済部 営農販売課 斉藤 誠近年、台風などの自然災害の被害が多く発生していますこのためこのような自然災害が予想される場合パイプハウスにどのような被害パターンと対策があるかご紹介します

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