販売事業6 ③ 次世代につなぐ新たなる安定した販路の確立や「安全・安心」を確保するための生産履歴記帳指導とGAPへの継続的な取組み強化により「すかなごっそ」の運営充実につなげました。 ④地域住民、消費者への農業・JAの取組み理解の促進のため情報発信を強化しました。(2)JA組織基盤の拡充・強化 ① 女性部・青壮年部活動の活性や事業連携強化、准組合員世帯を含めた若年層世代、高齢世代女性の組織化に向けた協同活動の再構築をすすめました。 ② 女性理事を登用し組合運営への参画を進めるとともに、世代交代に対応するための一戸複数組合員加入をすすめました。 ③健康で心豊かなくらしの実現のため「健康寿命100歳プロジェクト」を実践しました。 ④ 協同組合提携による地産地消の推進による地域社会発展のため、県内外JA及び他の協同組合等との交流を深めました。(3)農と組織を支えるJA経営の強化 厳しい経営環境の中で、総合事業としての機能発揮と組合員の協同活動の支援等及びJAの健全経営の確立を図るため、支店再編計画に基づく店舗統合の取組みを進めました。また、組合員満足度の向上に向けた事業の充実に努めました。 多様な販路の拡大による有利販売と生産者所得の向上を図るため、指定市場16社への市場巡回を行い、市場の動向や産地への要望を把握するなど、販売力強化を図りました。また、行政との連携、数多くのマスメディアを通じてのPR、ホームページ・インスタグラムでの情報発信により、「よこすか野菜」のブランド力向上を図りました。 農産物直売所「すかなごっそ」の販売力強化に向けた取組みとして、「よこすかポートマーケット」への委託販売開始や県内外の直売所との連携強化を図りました。 こうした取組みにより、受託販売取扱高は、17億2百万円、買取販売高は、1億46百万円、販売取扱高は合計で、18億49百万円となりました。 購買事業 肥料高騰がすすむ中、生産コスト低減対策として、土壌診断、TAC活動による施肥提案を実施しました。また、生産資材の使用時期を捉えた各種特価キャンペーンの実施、共販出荷用ダンボール、肥料・農薬の予約企画での特別価格の設定や、資材センターにおける当用自己引き取り値引きを拡大し、生産資材価格低減を図りました。 こうした結果、生産資材取扱高は、6億29百万円、生活物資取扱高は、3億93百万円、斡旋購買取扱高5億53百万円を合計した、購買取扱高は、15億76百万円になりました。
元のページ ../index.html#10