令和3年度ディスクロージャー
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1 平素から、よこすか葉山農業協同組合(略称JAよこすか葉山)に格別のお引立てを賜り、心よりお礼申し上げます。 皆さまに、当JAをより一層ご理解いただくため、最近の業績や業務内容をとりまとめた「令和3年度 ディスクロージャー誌」を作成いたしました。ご一読いただければ幸いに存じます。 さて、令和3年度は新型コロナウイルス感染症においてワクチン接種等の対策が進み、明るい兆しが見えた一方で、多数の変異株の発見により感染の再拡大が懸念されるなど、長期にわたり国民生活や経済活動において様々な制約が続いております。 また、農業、JAを取巻く環境は、農業者人口の減少や高齢化、担い手不足により耕作放棄地の増加が引き続き課題となっています。また、SDGsの浸透やコロナ禍により価値観が大きく変化するなか、「共助」の重要性が再認識され、協同組合の再評価に繋がり、JA事業・運営のさらなる改革と発展が求められております。 金融面においては、日銀による大規模金融緩和の長期化に伴う経営への影響等に対する懸念が一層高まり、国内金融機関では合併、人員削減等の収益改善に向けた取組みが加速しています。 そのような状況のなか、当組合においても持続可能なJA経営基盤の確立・強化に向けて支店再編計画を策定し、本年3月には久里浜・北久里浜・浦賀・佐原支店の4支店を統合し「くりはま支店」としてオープンいたしました。 事業においては『3ヵ年事業計画』『第2次 農活プラン』の中間年度として営農・経済事業の強化、准組合員とJAとの関係強化等の自己改革の取組みを実践し、地域になくてはならない・存在感のあるJAをめざして、 1.JAよこすか葉山「農活プラン」の実践を通じた担い手の所得向上  2.協同の理念に基づく組織活動の展開 3.農業振興・組織・事業を支えるJA経営の強化を柱として事業活動してまいりました。 コロナ禍で活動制限がある中、事業活動・協同活動ともに影響を受けましたが、事業収益は、計画を上回る成果を上げることができました。 令和4年度以降も組合員訪問活動を中心とした対話運動、組合員組織の基盤拡充・強化、准組合員との一層の関係強化等を「不断の取組み」として継続し、改革の意識を組合員・役職員に浸透させ一層加速させてまいります。 今後もJAを取り巻く環境は厳しいものと予想されますが、引き続き、地域になくてはならない・存在感のあるJAをめざして役職員一丸となって取組んでまいります 今後ともより一層のご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。                                令和4年7月よこすか葉山農業協同組合代表理事組合長 龍崎 智〔ごあいさつ〕

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