農活プラン
6/55

10700 Ⅱ.地域農業の現況 1.地域農業の概要 JAよこすか葉山は横須賀市、葉山町、逗子市の2市1町で構成されており、三浦半島の中心に位置した温暖な気候条件を持った地域で、東京・横浜等の大消費地に近い都市近郊の立地条件にあります。横須賀市西部地区を中心とした畑作地帯は隣接する三浦市とともに国の重要野菜指定産地として全国でも有数の野菜生産地帯を形成し、意欲的な農業に取り組んでいます。 生産品目としては、冬野菜として露地野菜のキャベツ、ダイコン、ブロッコリー、カリフラワー、タカナ、夏野菜ではカボチャを中心にスイカ、メロン等が栽培され、共販品目として市場の評価も高く、安定した生産体系が形成されています。施設園芸ではイチゴ、トマト等が栽培されています。果樹は主にミカンが栽培され、イチゴ、サツマイモとともに観光農園として開園されており、首都圏からの観光客で賑わいを見せています。 肥育牛経営は「葉山牛」ブランドとして定着し、有利販売がされています。花卉については、古くから露地切花としてのナバナ、ストック、ケイトウ等が生産されています。 2.農耕地の状況 2015年農業センサスによる管内の販売農家の耕作面積は、441haとなっており、2010年の391haと比べて50ha増加しております。 また、耕作放棄地面積は16ha増加しています。 横須賀市 葉山町 逗子市 合計 横須賀市・葉山町・逗子市の耕作・不耕作面積(農業センサスより) (単位:ha) 2010年 耕作面積 耕作放棄地面積381 10 0 391 11122015年 耕作面積 耕作放棄地面積 399354412828-3- -3-

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る