農活プラン
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葉山、逗子地区は農用地はあるものの、粘土畑や傾斜畑が多いため耕作面積が減少傾向にあります。都市化が進む中、高齢化も進んでおり、これらも耕作面積減少の要因となっています。 共販出荷中心の農家もいますが、多くが自家消費・小規模農家で直売中心の経営になっています。平成28年9月に葉山町商工会による「葉山ステーション」が新規オープンしたため、これを直売の柱にして規模拡大を図る農家もいます。 畜産では、40代、50代の葉山牛肥育農家3軒は経営規模拡大が進んでおり、「葉山牛」の知名度も全国的に広がりつつあります。 女性部組織は活発で、「葉山朝市農産物加工振興会」では漬け物、コンニャク等の加工品を盛んに生産しています。 行政と連携し農地の有効活用を図り、耕作放棄地の解消に努めます。 有利販売に繋がる栽培品目・品種の選定、提案を進め、「葉山」というブランドを活用し産地化を目指します。 「葉山町鳥獣対策協議会」の一員として行政、農家と連携し、農作業の安全確保、作物の安定生産に向け、鳥獣被害で最も問題となっているイノシシの個体数減少を目指します。 1.地区の状況 2.担い手支援の考え方 TAC訪問活動及び組織を中心とした研修会、視察などを実施し栽培技術の向上を図ると共に、生産資材等の情報を提供し、安心・安全な農産物生産に取り組みます。 地区の環境に適する栽培品目の選定、提案を進め、少量多品目栽培の拡大を図ります。また、 葉山野菜の代表的品目の選定に取り組みます。 3.将来の展望 「葉山野菜の会」の活動を支援し、農業生産活動の活性化に努めます。 【 葉 山 ・逗 子 地区 】 -22- -22-

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