1.地区の状況 2.担い手支援の考え方 3.将来展望 大楠地区は農地の減少、農業経営者の高齢化が進み、農業の規模は栽培面積が50a未満の生産者が7割を占めています。大型野菜のキャベツ、ダイコンの生産量の減少に伴い、共販出荷者、出荷量も年々減少傾向にありますが、「すかなごっそ」などの直売に向けた少量多品目栽培は増加傾向にあります。 横須賀で唯一の酪農農家もあり牛乳やソフトクリームの製造・販売もしています。 TAC訪問活動による栽培技術の向上を図ります。生産組織への参加を募り、情報の交換や提供の場として活用していきます。 共販出荷が主力となっていますが、生産者の高齢化に伴う労力の低下を視野に入れ、「すかなごっそ」等の直売を活用し、作業の省力化や単位面積当りの売上増加を図ります。他の地区に少ない花卉や、「よこすか水なす」のような独自性のある野菜を主力に、需要の高い多品目作付けを勧めます。 また新規就農者への情報提供を充実させ、若手農業者の育成を図ります。 共販出荷者を維持しつつ、少量多品目栽培農家へは、ハウス等、施設を利用した栽培時期が重ならない作付けや作りやすく収穫量の多い品目を提案し、より充実した直売での経営を目指し「すかなごっそ」などでの直売を促すことで、所得の向上と販売経路の多チャンネル化、充実化を図ります。経営規模拡大を希望する農家に対し、行政と連携し、農地の流動化、有効利用を進め、荒廃農地の解消に努めます。 【 大 楠 地 区 】 -18- -18-
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