農活プラン
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3.将来の展望 1.地区の状況 北下浦地区では露地野菜、果樹、施設野菜、観光農園の複合経営が行われています。 全体的に高齢化は進んでいるものの地域を担う中心的農家は後継者のいる農家が多い状況です。 良い条件の畑を活かし、早い時期のこだわり南瓜の栽培に取り組み、反当り収穫量を上げています。 露地野菜では、早春キャベツ、春キャベツ、カボチャ、エダマメが多く、施設野菜ではトマト、観光農園では、ミカン、イチゴ、サツマイモの栽培が行われています。 長沢・野比地区においては、主に露地野菜、果樹の栽培が行われています。一方、傾斜地や土質の面で効率的な栽培が困難な畑も多く、高齢化が進んでいるため大型野菜の栽培や耕作が難しくなっている農家もあります。こうしたことが不耕作地発生の原因となっています。 また、津久井・長沢・野比地区では鳥獣(タイワンリス、アライグマ、タヌキ、ヒヨドリ、カラス、ウサギ)の被害も多く、捕獲檻の設置、作物の網掛け等の対策を行っています。 2.担い手支援の考え方 TAC訪問活動や生産組織の会議などで栽培技術の向上を図り、生産資材等の情報を提供し、安全・安心な農産物の生産に取り組みます。特に、作付けの多い主要品目キャベツ、カボチャ、エダマメ、ミカン、イチゴについて多収・安定生産を図るため、圃場の巡回と新しい情報を提供します。 また、地域主力の野菜と、いちご・みかんなど横須賀の果実を含めた、新たな販売チャネルを模索します。 長沢・野比地区においては、労力の少ない作物・作型の提案を行います。 鳥獣被害対策について、行政と連携して取り組みます。 キャベツ、カボチャの共販出荷量の増加、秀品率の向上、また、直売・観光品目の多収・安定生産により収入の安定化と農家の所得向上を目指します。 低コスト資材等の紹介により、経費の削減を図ります。 鳥獣被害対策により、被害を低減し、作物の効率的な生産を支援します。 また、作物・作型の提案を進めると共に、行政と連携し農地の流動化による耕作放棄地の解消に 努めます。 【 北 下 浦 地 区 】 -17- -17-

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