金融機関コード:5128

食農教育活動

JAよこすか葉山食農教育活動について

JAよこすか葉山食農教育活動につきましては、JA各組織、組合員の皆様のご協力をいただき、農業体験や学校給食への食材提供に取り組んでいます。また、JAバンクと連携して管内小学校の5年生を対象とした学習用教材本「農業とわたしたちのくらし」を平成20年度からの15年間で約7万を無償提供し、次世代を担う子供たちに農業理解を進めています。
「すかなごっそ」におきましては、 横須賀・葉山の食と農を発信し、農業と地域を繋ぐ市内唯一の大型直売所として長井の地にオープンして以来、皆さまからのあたたかいご声援とご愛顧を賜り、令和4年4月に来場者500万人を達成。令和5年6月に12周年を迎えることができました。
今後も組合員・利用者・地域住民の皆さまに食への関心、食の大切さ、地域の食文化などの理解を広げ、深める活動を進めてまいります。

過去の取り組み事例

~准組合員イベント~

JAよこすか葉山は、准組合員の皆さまを「農業や地域の発展を正組合員とともに支えるパートナーであり、農業振興の応援団」と位置づけ、各種イベントを実施しています。

①親子でふれあい酪農体験 ~よこすか唯一の牧場で地産地消を学ぶ~

安全・安心な農産物の提供に係わっていることへの理解や、地域農業とのかかわりを深めることを目的として、よこすか関口牧場(横須賀市長坂)で「親子酪農体験」を実施しました。参加者は、関口さんから牛の体の仕組みなどの説明を受けて餌やり、乳搾り、ブラッシング、バター作りなどを体験。「牛の舌が長くて驚いた。もっと餌をあげたかった」「普段できない貴重な体験。牛について知らないことがたくさんあり勉強になった。子供もとても楽しんでいたのでぜひまた参加したい」と話し、酪農も身近にある地域農業の魅力とふれあいました。

②食の安全・安心を学ぶ視察研修 ~食を通じ、農業を応援したい~

「食の安全・安心を学ぶ視察研修」では、長井地区のキャベツ栽培や出荷の様子、すかなごっそを見学し、ダイコンの収穫を体験しました。 昼食は横浜中華街で横須賀産のキャベツ、ダイコンを使った料理を味わい、横浜港の輸入食品保管倉庫を見学しました。参加者は「毎日の食生活を見直す良いきっかけになりました」「地産の野菜は作る過程まで目にすることができ、安心して消費できるのでありがたいです」と話し、地域農業と食の安全・安心について理解を深めました。

③農業塾 ~農家のお仕事体験で理解深める~

農業塾では、JA農園で営農担当職員からキャベツ、ダイコン、ブロッコリー、ジャガイモ等の栽培を学ぶ他、「農家のお仕事体験」を行いました。第2期の塾生は、長井地区の生産者の圃場でキャベツやダイコンの収穫、出荷の箱詰めを半日体験し汗を流しました。出荷の規格について説明を受けると「こんなに細かな決まりがあるとは思わなかった」と驚きながら、規格に適した野菜を見極め近くの出荷所に出荷。参加者は「大変さがよくわかった。日々皆さんに食を支えてもらっていると改めて尊敬と感謝の気持ちでいっぱいになった」と話し、農業の楽しさと大変さを自ら経験することで地域農業への理解と関心を一層深めました。

すかなごっそ×産業能率大学 ~「三浦大根の生ふりかけ」を共同開発!~

「すかなごっそ」を通じ、産業能率大学(東京都世田谷区)と提携プロジェクトに取り組んでいます。プロジェクト第2弾では、マネジメントを学ぶ三浦ゼミの学生と共に、三浦大根を使用した商品の開発をスタート。当初はスナック菓子などの案がありましたが「すかなごっそ」の来客層は主婦やご高齢の方が多いという点に着目し、日々の食卓で取り入れやすく、多様なアレンジができる「ふりかけ」が選ばれました。さらに三浦大根の食味を味わえる「生ふりかけ」とし、「すかなごっそ」には今までになかった新たな楽しみ方ができる商品が誕生しました。

親子料理教室 ~地場野菜と葉山牛料理であふれる笑顔~

地場野菜の消費拡大や地産地消、食育を普及し地域住民の農業への理解促進を目的としたJAセミナー「親子料理教室」を葉山町と共催しました。同セミナーは、毎回定員を超える申込みがあり好評のセミナーです。女性部葉山支部の部員4名が講師を務め、葉山・横須賀管内で生産された地場野菜や食材をメインに使用した料理を一緒に作り、地産地消の大切さを伝えました。子どもたちは真剣な表情で野菜を切ったり煮込んだりとできあがった料理をおいしそうに食べ、食農クイズで楽しく地元の農業を学びました。